テレビの上手な選び方は? 選ぶポイント&今おすすめの6選を紹介!
「そろそろテレビを買い替えたいので、上手な選び方が知りたい」「今人気のテレビにはどんな種類があるのだろう」とお考えではありませんか? 高画質・高機能なテレビが続々と発売されており、古いテレビではもの足りないと感じる人も多いことでしょう。しかし、いざ買おうとしても、どんなポイントで選ぶとよいか、どんな機種が人気なのかなど、よく分からないこともあるものです。
そこで今回は、テレビの選び方について詳しく解説します。
- テレビにはどんな種類がある?
- テレビを選ぶときのポイント
- 今おすすめのテレビ6選
- 買い替えで不要になったテレビを処分する方法
- 不要なテレビの処分はリサイクル買取サービスに依頼しよう
- テレビの選び方に関するよくある質問
この記事を読むことで、テレビを選ぶポイントがよく分かります。テレビの買い替えをお考えの方は、記事を読んでみてください。
1.テレビにはどんな種類がある?
最初に、テレビの主な種類について見ていきましょう。
1-1.液晶テレビ
液晶テレビは、液晶モニターを搭載したテレビです。現在、最も普及している種類で、各メーカーが力を入れています。デジタル放送を美しく表現し、クッキリした映像を楽しむことが可能です。また、薄型で設置場所を取らないことから、レイアウトしやすい、圧迫感がないなどの点で、現代のライフスタイルにマッチしています。
1-2.プラズマテレビ
プラズマテレビは、画素が一つずつプラズマ発光によって光り、映像を表現しています。色の再現性が高く、とても美しい色合いの映像を表現でき、中でも黒色が引き締まっているのが特徴です。ただし、消費電力が大きい、熱を発しやすいなど点がデメリットになります。また、画面の小型化が難しく、ある程度大画面の機種を選ばざるを得なくなるでしょう。
1-3.有機ELテレビ
有機ELテレビは、高いコントラストと応答速度が速い有機EL画面を採用したテレビです。たとえば、ライブDVDの鑑賞やスポーツの実況を楽しみたい人に向きます。また、視野角が広く、大勢で一緒に鑑賞するのにもおすすめです。ただし、液晶テレビと比較すると価格が高めで、種類も限られます。
1-4.ブラウン管テレビ
ブラウン管テレビは、ブラウン管モニターを搭載したテレビです。アナログ放送時代に主流だったテレビで、モニターが大きいため存在感があります。なお、2011年7月24日のアナログ放送終了に伴い、ブラウン管テレビは日本で姿を消しつつあるのが現状です。チューナーをつないで地上デジタル放送などを視聴することは可能ですが、低画質なことから十分に満足できない可能性があります。
1-5.ポータブルテレビ
ポータブルテレビは、持ち運び可能な小型のテレビです。キッチンなど省スペースで使用したい場所のほか、屋外でも気軽にテレビを視聴できます。バッテリーが使える機種が多く、数時間程度は充電なしで視聴できるでしょう。ただし、アンテナの受信感度により、映像や音声が乱れたり、受信できなかったりすることもあります。
2.テレビを選ぶときのポイント
テレビを選ぶときのポイントを、詳しく見ていきましょう。
2-1.画面の大きさ
画面の大きさも、テレビを選ぶ際の重要なポイントです。画面が大きいほど、ダイナミックな映像を楽しむことができます。今使っているテレビの画面が小さくて不満があるのなら、以下を参考にして選ぶとよいでしょう。
- 4.5畳程度:43インチ程度
- 6畳程度:49インチ程度
- 8畳程度:55インチ程度
- 10畳程度:65インチ程度
ただし、視聴距離によっては、画面が大き過ぎると圧迫感を覚えたり見づらくなったりすることがあるため、バランスを考えて選ぶことが大切です。
2-2.設置スペース
テレビを選ぶときは、設置スペースも重要なポイントです。今は、薄型テレビが主流であるとはいえ、大画面の機種になるほど相応の設置スペースが必要になります。また、壁にかけて使いたい、既存の収納家具に入れ込んで使いたいといった場合も、設置スペースに合うことを確認しましょう。
2-3.画質
テレビを選ぶ際、画質が大きなポイントです。テレビの画面は、画素数が多いほど鮮明で細やかな表現が可能になります。具体的には、以下をご覧ください。
- フルハイビジョンテレビ:207万画素
- 4Kテレビ:829万画素
ただし、4K画質の放送はまだ限られており、フルハイビジョンテレビでも十分に美しい画質を楽しむことができます。また、4Kテレビは価格が高くなるのもデメリットです。
2-4.チューナーの種類や数
チューナーの種類や数も、テレビを選ぶ際に外せないポイントです。現在発売されている機種は、多くが地上デジタル放送・BSデジタル放送・CSデジタル放送に対応しています。しかし、チューナーの数は機種ごとにバラバラです。たとえば、2番組同時録画や裏番組録画を行いたいのなら、ダブルチューナーもしくはトリプルチューナーなど、複数のチューナーを搭載した機種を選ぶとよいでしょう。
2-5.録画機能の有無
テレビ番組を頻繁に録画する場合は、録画機能の有無も大きなポイントになるでしょう。テレビ自体にHDDが搭載されていれば、別途DVDレコーダーや外付けHDDが不要になります。また、スッキリと設置できるので、部屋が広く洗練されて見えるのもメリットでしょう。配線も不要なので、周辺も掃除しやすくなるはずです。ただし、録画機能付きのテレビは高額なのがデメリットといえます。また、たくさん録画する人は、容量が足りなくなりやすく、結局DVDレコーダーや外付けHDDを購入するケースが見られるので、よく検討する必要があるでしょう。
3.今おすすめのテレビ6選
今買い替えるのにおすすめのテレビを6種ご紹介しますので、参考にしてください。
3-1.SONY BRAVIA KJ-55X9500H
SONYのBRAVIA KJ-55X9500Hは、2020年6月に発売されて以来、高い人気を誇るBS・CS4Kチューナー内蔵の液晶テレビです。55型の大画面で、迫力のある映像を楽しむことができます。SONYは以前から映像の美しさで定評があり、ブレの少ない高精細さが魅力です。また、独自の立体音響効果により、優れた臨場感を味わえます。
- 実売価格:162,000~190,000円程度
3-2.SONY BRAVIA KJ-43X8500H
SONYのBRAVIA KJ-43X8500Hは、BS・CS4Kチューナーを内蔵した4K液晶テレビです。高コントラストで美しい映像を楽しむことができ、ハイビジョン画質を高精細な4K画質へコンバートできます。43インチ画面と手頃な大きさなので、コンパクトな部屋に置くテレビにもおすすめです。
- 実売価格:90,000~121,000円程度
3-3.パナソニック VIERA TH-55JZ2000
パナソニックのVIERA TH-55JZ2000は、高いコントラストで美しい映像が楽しめる、55インチの有機ELテレビです。高精細な4K放送をW録画可能で、テレビの楽しさがグンと広がります。また、スピーカーを上向きと横向きに配置することで、臨場感のある立体音響を実現可能にしているのが特徴です。
- 実売価格:261,000~320,000円程度
3-4.パナソニック VIERA TH-40JX750
パナソニックのVIERA TH-40JX750は、BS4K・110度・CS4Kダブルチューナーを内蔵し、テレビ番組の楽しさを存分に味わうことができる液晶テレビです。40インチと手頃なサイズでも、高性能・高機能さが魅力で、美しい映像と迫力ある音響を楽しむことができます。ネット動画を気軽に楽しみたい人にも、おすすめの機種です。
- 実売価格:76,000~89,000円程度
3-5.東芝 REGZA 50M530X
東芝のREGZA 50M530Xは、4Kチューナーを2つ内蔵しているため、裏録画やW録画を外付けHDDなどに行うことができます。独自の新開発パネルや新映像処理エンジンを搭載し、手頃な価格ながらも、美しい映像で上位機種にも引けを取りません。低音の音質にも定評があり、重みのある音響を楽しむことができます。
- 実売価格:80,000~85,000円程度
3-6.東芝 REGZA 32V34
東芝のREGZA 32V34は、ネット動画を気軽に楽しむことができる液晶テレビです。人気の動画配信サービスに多く対応し、リモコンもネット動画鑑賞に特化しているのが特徴になります。コンパクトな32インチ画面を搭載し、サブテレビとしてもおすすめです。
- 実売価格:37,000~50,000円程度
4.買い替えで不要になったテレビを処分する方法
買い替えで不要になったテレビを処分するには、どんな方法があるか詳しく見ていきましょう。
4-1.テレビは自治体回収にゴミとして出せない
テレビは、自治体回収にゴミとして出すことはできません。テレビは、家電リサイクル法の対象家電であり、メーカーが責任を持って回収・再資源化する義務を負っているからです。したがって、粗大ゴミとして出そうとしても収集してもらえないので注意してください。不要になったテレビは、ゴミに出す以外の方法で処分することになります。
4-2.家電リサイクル法に沿って処分する
買い替えで不要になったテレビは、家電リサイクル法に沿って処分することができます。家電リサイクル法とは、対象家電に含まれる資源の有効活用などを目的とした法律です。家電リサイクル法の対象家電は、テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機の4つになります。家電リサイクル法に沿ってテレビを処分する2つの方法は、以下を参考にしてください。
料金販売店回収方式
- 家電販売店の店頭て手続きする
- テレビの家電リサイクル料金と運搬費用を支払う
- 指定日時と場所で運搬業者にテレビを回収してもらえる
料金郵便局振込方式
- 郵便局の窓口で手続きする
- テレビの家電リサイクル料金を支払う
- 自分で自治体の指定引取場所にテレビを持ち込む
なお、テレビの家電リサイクル料金はメーカーや画面の大きさなどで異なり、1台1,320~2,970円程度です。運搬費用は、1台1,500~6,000円程度が目安になります。より詳しい内容は、一般財団法人家電製品協会のホームページをご覧ください。
4-3.家電販売店に下取りしてもらう
買い替えに伴い不要になったテレビは、家電販売店に下取りしてもらえることがあります。まずは、新規購入を考えている販売店に、下取りを利用できるか確認してみてください。下取りしてもらえる場合は、買い替えと共に不要になったテレビを処分できて楽です。ただし、販売店によっては、指定メーカー品・指定機種限定のサービスだったり、一定以上の購入金額になる場合に限ったりすることがあるので注意しましょう。
4-4.知人や福祉施設などに譲る
まだキレイで十分に使えるテレビは、知人や福祉施設などに譲ることを検討してみましょう。特に、有名メーカー品の大画面液晶テレビは、喜んで譲り受けてもらえる可能性があります。まだ使えるテレビを有効活用できる方法としても、おすすめです。まずは、心当たりのある知人や福祉施設に連絡し、テレビが欲しいか確認してみてください。譲り先が決まった後は、配送方法や配送日程などを先方と打ち合わせましょう。なお、福祉施設に譲る場合は寄付という形になるため、譲る側が配送方法を手配し、配送費用を負担するのが一般的です。
4-5.不用品回収業者に処分を依頼する
買い替えで不要になったテレビは、不用品回収業者に依頼して処分してもらうことも可能です。不用品回収業者では、回収後のテレビを再資源化や再販などの方法で有効活用してもらえます。また、都合のよい日時と場所で回収してもらえる、テレビ以外の不用品を同時に処分してもらえるのもメリットです。なお、不用品回収業者にテレビの処分を依頼した場合、1回数千円程度~の回収費用がかかります。
4-6.買取に出す
まだキレイで十分に使えるテレビは、買取に出すことも可能です。テレビを買取に出す方法には、以下のようなものがあります。
- 中古家電買取専門業者に売る
- リサイクルショップに売る
- 不用品回収業者に買取してもらう
- ネットオークションやフリマアプリに出品する
いずれの方法にも、メリット・デメリットがあります。自分にとって最もメリットが大きい方法で買取に出すとよいでしょう。
5.不要なテレビの処分はリサイクル買取サービスに依頼しよう
不要なテレビを処分するなら、リサイクル買取サービスがおすすめです。
5-1.テレビなどの不用品回収実績が豊富
リサイクル買取サービスは、テレビなどの不用品回収実績が豊富です。不用品回収実績が豊富にある時点で、多くの顧客から支持され続けてきた証拠と判断でき、安心してテレビの処分を依頼できます。また、不用品回収のノウハウが確立しているので、効率よく作業してもらえるのもメリットでしょう。顧客からの評判がよいのも、納得といえます。
5-2.年中無休の出張見積もりが無料
リサイクル買取サービスでは、24時間年中無休で出張見積もりを依頼できます。不要になったテレビを回収してほしい場合でも、平日の日中は仕事で不在がちの人も多いでしょう。反対に、土日が忙しく、平日のほうがよいという人もいます。その点、リサイクル買取サービスでは、顧客の都合に合わせて依頼可能で大変便利です。しかも、無料なので気軽に依頼できます。
5-3.リーズナブルで分かりやすい料金システム
リーズナブルで分かりやすい料金システムがあるのも、リサイクル買取サービスにテレビの処分を依頼するのがおすすめの理由です。リサイクル買取サービスでは、回収後のリサイクル体制が確立しているので、リーズナブルな金額でテレビを回収できます。また、分かりやすい料金システムがあり、法外に高い金額を請求されることもないので安心です。
5-4.可能なものは買取もしている
リサイクル買取サービスでは、可能なものは買取もしてもらえます。特に、有名メーカー品で年式が新しいテレビは買取してもらえる可能性が高いので、問い合わせてみるとよいでしょう。また、テレビ以外の不用品の買取も同時に依頼できるので、この機会に検討してみてください。なお、万が一買取不可になっても、そのまま引取処分を依頼できるので安心です。
5-5.都合のよい日時と場所で回収してもらえる
都合のよい日時と場所で回収してもらえるのも、リサイクル買取サービスを利用するメリットになります。テレビは大きさや重さがあるので、自分で運搬するのは大変です。その点、リサイクル買取サービスでは、都合のよい日時と場所で回収してもらえるので助かります。こん包する必要もなく、そのほかの不用品も同時に回収してもらうことが可能です。
6.テレビの選び方に関するよくある質問
最後に、テレビの選び方に関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。
Q.買い替え前と同じメーカーのテレビを選ぶメリット・デメリットは?
A.以下を参考にしてください。
メリット
- 操作性が大きく変わりづらい
- 安心感がある
- オプションパーツなどがそのまま使えることがある
- ユーザーサポートを簡単な手続きで引き続き使えることがある
デメリット
- ほかのメーカー品のほうがニーズに合っていることがある
- メーカーによっては価格が割高
- 購入時の目新しさに乏しいことがある
- オプション品が使えなくなることが多い
Q.一番高額なテレビを購入すれば満足できる?
A.一概にはいえません。一番高額なテレビは、相当大画面で高画質・高性能な機種であることは間違いないでしょう。しかし、設置場所の条件やテレビに求める内容によっては、最適な機種とはいえないことがあります。
Q.知人が絶賛するテレビを購入すれば安心?
A.断言できません。知人にとっては最適なテレビであっても、自分にとって同様に最適とは限らないからです。知人の意見はあくまでも参考とし、自分の希望に基づいて機種選びを行いましょう。
Q.ネットショップでテレビを購入するメリット・デメリットは?
A.以下を参考にしてください。
メリット
- 複数のメーカー・機種を比較しやすい
- 24時間いつでもどこからでも購入できる
- 店舗スタッフに声をかけられることがなくて気楽
- 実店舗より価格が安いことが多い
デメリット
- スマホやパソコンの画面で見ただけでは質感やサイズ感が分かりづらい
- 下取りサービスを利用できないこともある
- 配送料を入れると結局高く付くことがある
- 購入してから届くまで数日以上かかることがある
Q.買い替えで不要になったテレビを高く買取してもらうコツは?
A.以下を参考にしてください。
- 汚れをキレイにクリーニングしておく
- 購入時の付属品をなるべく揃えておく
- 不要になった時点ですぐに売る
- テレビの買取を強化している業者に売る
なお、複数の業者に査定を依頼し、最も高額な金額を提示した業者に売るのも一つの方法です。ただし、むやみに査定を依頼するのも手間と時間がかかるだけなので、信頼できると判断した業者2~3社絞って検討することをおすすめします。
まとめ
今回は、テレビの選び方について詳しく解説しました。最適なテレビを選ぶには、画面の大きさ、画質、設置スペース、機能などさまざまなポイントをチェックすることが大切です。まずは、各メーカーの人気機種を参考にして、じっくり比較してみるとよいでしょう。なお、買い替えで不要になったテレビは、信頼できる不用品回収業者に処分を依頼すると便利です。都合のよい日時と場所で回収してもらえ、そのほかの不用品もまとめて処分を依頼できるなどメリットが多くあります。まずは、この記事を参考にして信頼できると判断した業者に相談してみるとよいでしょう。