携帯電話の買取をすすめる理由! スマートフォンはいくらで売れる?


携帯電話の買取は今や常識といってもよいでしょう。シーズンごとに新しい機能・デザインの携帯電話が販売されている昨今、スマートフォンやガラケーが専門店以外(ブックオフなど)で普通に売り買いされています。新製品は高い。かといって、1つ・2つ前の機種はもう店頭に並んでいない…。そんな悩みを抱える方におすすめなのが携帯電話の買取サービスです!

この記事では、携帯電話の処分方法に困っている方・買取サービスを利用したい方に耳寄りな情報をまとめました。読んで後悔はしませんので、ぜひ目を通してみてください。

  1. 携帯電話の買取とは何か?
  2. 携帯電話を買取するなら要チェック!
  3. 携帯電話の買取方法は難しくない
  4. 携帯電話の買取業者はこう選ぶ!
  5. 携帯電話の買取に関するよくある質問
  6. まとめ

この記事を読むことで買取の仕組みを知ることができます。自宅で眠っているガラケー・スマートフォンを買取に出したくなることでしょう。

1.携帯電話の買取とは何か?

携帯電話の買取が商売として成立するということは、ニーズがあるということです。どのような仕組みで取引が行われるのか、順を追って解説していきましょう。

1-1.買取のメリットとデメリット

携帯電話を買取に出す=地球に優しいということをご存じでしょうか?
ガラケー・スマートフォンと機種に関係なく、携帯電話には金・銀・銅・パラジウムなどの貴重な鉱物資源が含まれています。再利用できれば環境によい反面、可燃ごみで処分してしまうと水質汚染や環境破壊の原因を生んでしまうでしょう。

また、携帯電話を買取に出すと、新機種購入の際に足しにできます。手元に残しておいても価値は下がっていくだけ。それなら、次のユーザーに渡した方がよっぽど合理的でしょう。
ですが、思い出の携帯電話を手放すのはちょっと抵抗があるもの…。
ほかにも、データが流出しないか心配でしょう。多くの業者が専門機器を使って完全消去するので個人情報漏えいの可能性は低いです。しかし、優良業者でない場合は携帯電話を買取に出すことがデメリットになりかねません。

1-2.買取できるもの・できないもの

携帯電話の買取は、SIMカードに対応していない端末(ドコモのMOVAなど)を除けば、よほど状態が悪くない限りガラケー・スマートフォンともに買取可能です。
ただ、「ネットワークの利用が制限されている端末」を始め、
「遠隔ロックなどがかかっている端末」
「契約元(ドコモ・auなど)のサービス対応が終了している端末」は難しいでしょう。
絶対に買取ができないものとしては、盗難など不正購入したものや、過去に水没していたり、改造(自分で直した場合も改造扱い)していたりする端末が挙げられます。

1-3.なぜ買取が成立するのか

携帯電話の買取が成立する理由の1つは、資源の再利用です。
ほかには、SIMカード(ガラケー・スマートフォンの購入時に端末へと差し込むチップ)の機能によるところが大きいでしょう。カードに「携帯番号」が記録されているので、カードを差し替えるだけで端末の変更が可能なのです。非常に簡単で、かつ安価な値段で携帯電話を機種変更できるのでニーズが高く、飽きたころにはまた新しい携帯電話を購入可能! 幅広い携帯電話の操作知識を知ることができます。

1-4.買取後はどうなる?

携帯電話を買取した業者が端末をクリーニングし、データを全消去します。のちにリユース品として再販するわけです。

2.携帯電話を買取するなら要チェック!

携帯電話の買取にはいくつか注意点があります。この項ではやるべきことを項目ごとにまとめていますので、順を追って見ていきましょう。

2-1.売る前にやっておくべきこと

携帯電話を買取に出す前、データは必ず消しましょう。
電子マネーやお財布ケータイなどのICアプリ・生活アプリは、購入したときのSIMカードでなければ削除できません。そのため、削除しておかないと買取価格が下がります。
あとは暗証番号の初期化でしょう。

【以下、キャリアごとの初期暗証番号】

  • ドコモ「0000」
  • au「1234」
  • ソフトバンク「9999」
  • ウィルコム「1234または3210」
  • イーモバイル「1234」

データ面での消去が終わったら、あとは購入時の付属品をそろえることです。端末もきれいに掃除し、次のユーザーが気持ちよく購入できるようにしましょう。

2-2.データについて

携帯電話の買取業者も、確認のためデータは消去します。ですが、業者によっては専門的な削除を行わずに初期化だけで再販するケースもあるので注意してください。万が一、データが残っていると個人情報が流出する危険があります。また、自身でデータを消すと、残しておきたい写真やメールに気付きやすいのでバックアップの取り忘れも防止することができるでしょう。

2-3.消去の方法

携帯電話の初期化は「端末名 初期化」とインターネットで検索すれば、ガラケー・スマートフォンともに詳しい解説が出ますので試してみてください。わからない場合は買取業者に聞いてみるか、契約しているドコモ・auなどのキャリアに問い合わせるのがおすすめです。基本は「オール初期化」と覚えておきましょう。

3.携帯電話の買取方法は難しくない

この項では、実際に携帯電話の買取をするに当たり、必要な情報をまとめていきます。

3-1.買取はどこでできるか

携帯電話の買取は、身近なところで「ブックオフ」などのリサイクル店が挙げられます。あとは大黒屋などの質屋があり、意外と知られていないのが不用品回収業者でしょう。
上記3つの買取業者がお住まいの近くになくても、インターネットで買取募集をしているので検索してみることをおすすめします。

3-2.「買取相場」と「手数料」について

携帯電話の買取相場を調べるなら、ブックオフの検索機能をおすすめします。買取に出したいガラケー・スマートフォンのメーカーと機種名を入力するだけですぐに金額が表示されるので、非常にわかりやすいです。
また、買取の手数料については業者が持つ場合が多く、かかる費用を挙げるなら、買取に出す際に必要な「免許のコピー」などを印刷する金額でしょう。

3-3.回収、買取方法

携帯電話の買取は「店頭に持ち込む」か「郵送」になります。店頭に持ち込むのはイメージしやすいでしょう。郵送というのは、業者からダンボールなどの「郵送キット」が送られてくるので、箱の中に詰めて業者に送り返すというもの。指定した日時に宅配業者が回収に来てくれるので、郵便局に行く必要もありません。もちろん、業者から提示された見積料金に納得できなければ断って大丈夫! 品物はちゃんと返送してくれます。
ただ、返送される際の料金がどちら持ちなのかは事前に確認しておきましょう。

4.携帯電話の買取業者はこう選ぶ!

実際に携帯電話を買取に出そうとしても、業者の多さに困惑するでしょう。そこで、この項では優良業者を選ぶコツを押さえていきます。

4-1.優良な業者を選ぶポイント

携帯電話の買取で失敗しないためにも、インターネットを活用しましょう。業者名で「口コミ」を調べ、口コミ数が多くて好印象なところに決めるのが賢明です。
もう一度いいますが、口コミの数が肝心!
サクラならいくらでもおあつらえ向きの内容を書き込めますが、口コミの数までは手が行き届いていない場合が多いのです。
あとは知名度でしょう。ブックオフは認知度も高く、買い取る一連の流れ(買い取ったスマートフォンのデータをどう消すかなど)をネットに記載しています。検索してみると、質屋・不用品回収業者でも自社のホームページで説明しているので確認してみてください。載っていなくても、問い合わせると丁寧に答えてくれる良心的な業者を選びましょう。

4-2.査定について

携帯電話の買取金額はシーズンごとに大きく変動するでしょう。スマートフォンなど新機種が続々と発売され、人気機種が市場のトップに入るので相場が乱れるのです。
そのため、買取店には目利きのプロがいるはず。市場に目を光らせて、持ち込まれた携帯電話にいくらの価値があるのか、ライバル業者より早く初期値を決定するのです。ホームページで査定に関する強みを載せている業者は多いですが、新機種がすぐに中古として売られているお店を選ぶと失敗しにくいでしょう。売りに出す人も、買いに来る人も、「この店なら損をしない」とわかっているのです。
また、見積もりを依頼した店で「在庫が多いから安い」という事態を避けるため、他店にも連絡して買値を確認してみましょう。

4-3.買取料金などについて

携帯電話の買取は、まず業者に連絡しますが、電話した際に「3000円~1万2000円です」などと最初に提示してくる金額が不明確なところは避けましょう。差額が9000円って、なんとも判断しづらいですよね。ですが、実際にありえますので注意してください。
なお、あまりにも高額な値段で買い取るといわれたら要注意! いざ査定すると、あれはダメこれはダメと減点していき、最後には半額以下の値段で買いたたかれる場合があります。

4-4.回収方法

携帯電話の買取は「店頭に持ち込む」か「郵送」が主流です。ほかにも売るものがあり、不用品回収業者を利用するという場合は出張で買取をしてくれるでしょう。

4-5.注意点

携帯電話の買取業者は「古物商許可証」を持っているはずです。運営するホームページや説明書に明記されていない場合は、代金の支払い方法・日時と合わせて確認しましょう。違法業者の可能性があります。
また、金額にかかわることを一切いわない、「査定しないとわからない」などと不明確な返答をする場合も注意してください。怪しいと感じたら、ぜひインターネットを活用しましょう。価格表が古いままで更新されていなかったり、電話番号だけで検索すると事業者名が登録されていなかったりします。

5.携帯電話の買取に関するよくある質問

この項ではよく寄せられるお問い合わせ内容をまとめてみました。携帯電話の買取を依頼する際、参考にしてみてください。

Q.一度でも水没したものは買取できませんか?
A.リユースする商品としては難しいでしょう。ですが、端末から修理用の部品を取り出せますし、携帯電話には、金・銀・銅など貴重な資源が利用されています。値段は下がりますが、査定する価値は十分にあるので安心してください。

Q.ネットオークションを利用するのもありですか?
A.利用者間のトラブルを除けば、1つのよい方法でしょう。事前に最低値を定めておけば1円で買いたたかれることもありません。ただ、落札されるまでに時間がかかり、先に挙げた利用者間のトラブル(料金を払わない・連絡が取れない)があるのがネックです。

Q.3年前の携帯電話でも買取可能でしょうか?
A.もちろん可能です。ですが、2・3年前となりますと、買取価格は1000円~となる点は認識しておいてください。新しい機種がどんどん市場に流れてくるので、価値が下がることは避けられません。そのため、携帯電話の買取は早めの決断をおすすめしています。

Q.端末の支払いが残っていても買取はできるのでしょうか?
A.インターネットの利用ができないなど、ご契約中のキャリアでなんらかの制限がかけられていなければ買取はできます。ただ、端末の支払いが残っているケースだと、業者があまりいい顔をしないのが本音でしょう。

Q.そもそも携帯電話の中古品は何がいいの?
A.一番は契約期間の縛りがないことでしょう。自分の好きなタイミングで機種変更ができるので、携帯電話をアクセサリー感覚で楽しむこともできます。

6.まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。いかがでしょうか? 携帯電話の買取について書いてきましたが、仕組みは理解いただけましたか。映画のように情報を抽出できるハッカーたちは実在しますが、しっかりと業者を選んで売り買いすれば心配はいりません。最近は新しいアプリが次々と世に出ており、古い携帯電話は非対応になってしまいます。この記事を読んだのを機に、ぜひ買取に出して新しい機種を購入してみてください。


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