アンティーク家具買取サービスで不要な家具を上手に処分しよう！

1．アンティーク家具とは？

1-1．アンティーク家具の定義とは？

アンティークに関するとらえ方は、人の主観によって大きく変わります。どのような家具がアンティークであるのかを知るというのは非常に難しいものといえるでしょう。

しかし、貿易・通関においてはアンティークの定義はWTO（世界貿易機関）による明確な定義があるのです。WTOでは、製造から100年が経過した家具・工芸品・美術品をアンティークとして取り扱います。日本では製造から100年が経過しないのものもアンティークととらえる傾向がありますが、輸入した海外の骨董（こっとう）品に関してはWTOの定義に準じているのです。

1-1-1．アンティークとレトロの違いとは？

アンティークと似た“レトロ”という言葉があります。レトロは復興品やアンティークの模倣品を意味しているのです。アンティーク家具とレトロ家具は、形やデザインが似ているものの“作られた年代”が大きく異なるということを覚えておきましょう。

家具を売る場合の傾向ついてご紹介します。

• アンティーク家具：高額で売ることができる可能性がある
• レトロ家具：あまり高額では取り引きできない

形状やデザインの似通うアンティーク家具とレトロ家具ですが、買取価格に大きな違いがあるということを覚えておきましょう。

1-2．いろいろな国のアンティーク家具

ひとことでアンティーク家具といっても、種類や製造国によって多くの違いや特徴があります。アンティーク家具の特徴について、細かくご紹介しましょう。

1-2-1．日本のアンティーク家具

日本のアンティーク家具は多くの種類があります。たとえば、タンスでも“階段タンス”“衣装ダンス”“茶ダンス”など非常に多くの形状があるのが特徴です。

一般的に日本のアンティーク家具は、大正以前に製造したものを差しています。昭和に製造した家具の場合には“昭和レトロ家具”として取り引きするのが一般的です。

日本のアンティーク家具は、茶色や黒など落ち着いた色調が特徴になります。

1-2-2．西洋のアンティーク家具

西洋アンティーク家具は“フランスのロココ調家具”“アメリカンカントリー家具”“北欧アンティーク家具”など製造国によって特徴は大きく異なります。

• ロココ調家具：装飾が多く目を引くデザインが特徴です。
• アメリカンカントリー家具：素朴で主張の少ないため、どのような部屋にも合う家具です。
• 北欧アンティーク家具：自然の木目を生かして実用的なデザインが特徴です。

西洋アンティーク家具には、模倣品や複製品なども多くあります。レトロとアンティークの判別が難しいため、家具買取サービスを利用する際には明確な査定を利用できる業者を選びましょう。

1-2-3．アジアのアンティーク家具

アジアのアンティーク家具は中国アンティーク家具が中心になります。中国アンティークは年代や地域によって、外観が大きく異なるのが特徴です。引き出しの多い薬棚など珍しい家具も数多くあります。

1-3．人気の種類は？

“キャビネット”“イス”“テーブル”など日常的に利用できる中型家具が人気を集めています。“気軽に購入して利用できる”ということがアンティーク家具では大切なポイントです。需要や人気は買い取り価格にも大きな影響があります。人気のアンティーク家具の種類について詳しくご紹介しましょう。

1-3-1．材料による人気

アンティーク家具には現在では入手の難しい材料を使用していることがあります。
どのような素材を使用しているのかを知ることもアンティーク家具では重要です。

• ウォールナット：濃淡の強い木目が特徴で風合いのある材料です。18世紀前後の西洋アンティーク家具で多く使用しています。
• オーク：耐久性が高く、ヨーロッパのアンティーク家具の代表的な材料です。長年の使用によって独特の光沢が生じます。
• マホガニー：現在はワシントン条約による取り引き制限があります。アンティーク家具以外では取り引きできないため希少性の高い木材です。

入手困難で希少性の高い材料を使用したアンティーク家具は高値で取り引きされる傾向にあります。しかし、買取価格に影響を与える「材料」を判断するのは素人では難しいといえるでしょう。アンティーク家具の買取サービスを利用する場合には、信頼のできる鑑定・見積もりを依頼できる業者に依頼することが大切な心がけです。

1-4．アンティーク家具の人気や魅力の秘密

1-4-1．歴史を感じることがきる家具

古い家具は消耗品ではなく長期間使用することを目的に製造しています。大切に使えば100年、200年は軽く使用できる点を考えると、家具の寿命は人間の寿命よりも長いといえるでしょう。古い家具を使用するということは“歴史を日常生活に取り入れる”といっても過言ではありません。

1-4-2．家具で部屋のイメージを劇的に変える

アンティーク家具は、現在販売している家具にはない魅力があります。配置することで部屋の印象が大きく変わるというのが、アンティーク家具の魅力なのです。

模様替えや引っ越しなどの際に、部屋のイメージに合ったアンティーク家具を購入するということが最近のトレンドになっています。部屋のアクセントになるアンティーク家具は、インテリアのなかでも非常に重要なアイテムのひとつなのです。

2．アンティーク家具の買取について

2-1．買取サービスのメリットとは？

アンティーク家具は重量のあるものが多い傾向にあります。搬出や運搬の負担から家具の処分に困っている場合には「不用品買取サービス」の利用を検討してみましょう。家具の買取サービスでは、搬出や運搬などの作業をすべて業者に任せることができます。重いアンティーク家具でも負担なく気軽に処分ができるというのが最大のメリットです。

処分に費用の掛かる大型家具も、買取サービスではお得に処分できる可能性があります。特に希少価値の高いアンティーク家具であれば、高価買取の可能性もあるのです。不用なアンティーク家具の処分に困っている場合には、買取サービスで処分することを検討してみましょう。

2-1-1．アンティーク家具の処分方法を比較してみよう！

アンティーク家具の処分にはいくつかの方法があります。処分の方法ごとのメリット・デメリットについて比較してみましょう。

【粗大ゴミで処分する】

必要のない家具を処分する方法として、廃棄処分は一般的な方法です。アンティーク家具に限らず、家具の廃棄には粗大ゴミ処理費用が必要になります。

粗大ゴミの処理費用は家具の大きさによって異なり、1000～3000円程度の負担が必要です。家からの搬出や回収場所までの運搬は個人でおこなう必要があります。

• メリット：費用を抑えて処分できる
• デメリット：運搬・搬出などの負担が大きい

【ネットオークションで売る】

家具をネットオークションで売る処分方法もあります。オークションは落札金額は家具の価値や出品方法によって変化するのが特徴です。

ネットオークションで家具を売る場合、配送の手配などを自分でおこなう必要があります。高値で売れる可能性がある反面、手続きの多くを自分でおこなうという点に注意しましょう。

• メリット：高値で落札される可能性がある
• デメリット：落札者との取引や配送手配が大きな負担になる

【中古買取業者を利用する】

家具を処分する際の最も高いハードルが、搬出や運搬の負担です。中古品・不用品買取業者を利用することで、このような負担を軽減して家具を処分できます。

業者を利用することは、他の方法に比べて負担が少ないのが特徴です。業者によってサービス内容が異なるため、価格やサービスの詳細について注意しましょう。

• メリット：短期間で家具を処分できる
• デメリット：業者によって買取価格やサービス内容が異なる

2-2．アンティーク家具の買取査定について

アンティーク家具は中古家具と同様に“傷”や“状態”によって“買取できるもの”と“買取できないもの”に分けることができます。

アンティーク家具の買取査定についてご紹介しましょう。

2-2-1．アンティーク家具は多少の傷があっても買取可能

アンティーク家具は修復やクリーニングしてから再販することも多く、多少の傷があっても問題ありません。しかし、使用する際に問題のあるような大きな破損がある場合には、買取できないケースもあります。

アンティーク家具は、傷が多いものでも壊れていなければ買取可能です。不要な家具がある場合には無料見積もりを利用して相談してみるのも良いでしょう。

2-2-2．臭いや汚れがひどいもの

アンティーク家具といっても、中古家具同様に再販できることが買取の前提条件です。臭いや汚れのひどいものの場合には、再販が難しいため買取できないケースがあります。

木製家具では引き出しの臭い移り、イスやソファーでは布に染み付いた臭いなどがある場合には買取できないこともあるので注意が必要です。

2-3．アンティーク家具にブランドはある？

アンティーク家具は100年以上も前に製造しているため、人気ブランドというのはあまり多くないというのが現状です。一部には、ブランドも存在しますが高価な家具と考えて良いでしょう。

アンティーク家具は本物を見極めるのが非常に難しいため、信頼できる業者から購入することが大切です。

アンティーク家具はブランドよりも“素材”や“作り”が非常に重要になります。状態や素材・作りの良いアンティーク家具は人気も高く、買取価格も高いのが特徴です。

アンティーク家具では、製造者よりも質が重要であることを覚えておきましょう。

3．アンティーク家具の買取方法について

3-1．アンティーク家具はどこで売ることができる？

アンティーク家具は“リサイクルショップ”や“アンティークショップ”などで買取可能です。最近はアンティーク家具の需要や人気も高く、多くの中古品買取業者で取り扱っています。

アンティーク家具の売却先については、あまり心配する必要はありません。家具を売る場合には“買取価格”と“回収方法”に注意して業者を選びましょう。

3-2．アンティーク家具の買取相場とは？

アンティークの買取相場を知ることは非常に難しいものです。アンティーク家具のほとんどは職人による手作りであるため、家具によって買取価格は大きな違いがあります。

アンティーク家具の買取価格を決めるポイントは“使用している素材”と“家具の作り”です。貴重な材料を使用して、作りの良いものは買取価格が高くなる傾向にあります。

しかし、アンティークは需要によって買取価格が大きく変化するのです。あまり高級な材料をしていない家具であっても、需要の高いものに関しては高価買取の可能性もあります。

アンティーク家具は品目によって買取相場は大きく異なるため、複数の業者の見積もりを取って比較するようにしましょう。

3-3．査定について

3-3-1．人気の家具は高額査定の対象

アンティーク家具のなかでも最近注目を集めているのが“西洋アンティーク家具”や“北欧アンティーク家具”です。

西洋アンティーク家具では“ロココ調”などの装飾の多い家具が若い女性に人気があります。北欧アンティーク家具は、素材の質感を重要視しており、ナチュラル志向の方に人気です。

アンティーク家具は、査定を受けるまで正確な買取価格が分かりません。まずは無料査定を利用して買取価格を知ることから始めてみましょう。

3-3-2．高額査定のコツ

アンティーク家具に限らず、中古品買取では“商品の状態”が非常に重要になります。買取サービスを上手に利用するためには“良い状態で査定を受ける”ことが大切です。

【家具をクリーニングしよう！】

査定を受ける前に家具をクリーニングするだけでも十分に効果があります。家具のクリーニングは材質によって異なるため最適な方法を選択することが大切です。特にアンティーク家具はクリーニング方法を間違えると価値が低下してしまうため注意しましょう。

• 表面塗装のあるアンティーク家具のクリーニング

表面に塗装をしているアンティーク家具は“固く絞ったタオル”で汚れを取ります。ほこりや油汚れなどがある場合には、薄めた中性洗剤などで汚れを取り取り除きましょう。表面塗装が劣化している場合には、シミなどの原因になるため家具の状態を見極めることも大切です。

• 無垢（むく）材のアンティーク家具のクリーニング

アンティーク家具では、表面塗装をしていない無垢（むく）の家具も数多くあります。表面加工をしない木材は汚れやすく水分によって変形してしまう可能性があるので注意が必要です。アンティーク家具が無垢（むく）材の場合には、無理にクリーニングをせず、そのままの状態で査定を受けるのがポイントになります。

3-3-3．申し込み方法

買取サービスでは訪問査定によって買取金額が決定します。特にアンティーク家具などは電話だけでは査定難しく訪問による見積もりが基本です。査定は“電話”や“インターネットの申し込みフォーム”などで依頼できます。査定・買取の訪問日は申し込み時に指定可能です。

多くの出張買取サービスでは、査定訪問日に回収・買取をします。査定に納得できない場合には、キャンセルできる業者を選ぶのが大切です。業者によっては当日のキャンセルができないなどのトラブルもあるため、業者はしっかりと検討しましょう。

4．アンティーク家具の買取業者選び

4-1．業者選びのポイント

アンティーク家具を手放そうと考えている場合、家具買取サービスは非常に便利なサービスです。重い家具の運搬なども業者がおこなうため、家具処分の負担を軽減できます。

便利な家具買取サービスですが、最近ではトラブルも増加傾向にあるため注意が必要です。適切な業者選ぶ方法について、詳しくご紹介します。

4-1-1．明確な見積もりを取る

不用品の買取サービスによくあるトラブルのひとつが“強引な買取によるトラブル”です。明確な見積もりを取らず、回収当日に強引に買い取ってしまうというトラブルは社会問題になっています。

アンティーク家具に関しては、売る側もあまり家具の価値が分からないことを逆手にとって安い値段で買い取る業者などもあるため注意が必要です。アンティーク家具の買取トラブルは、無料見積もりなどを利用して信頼できる業者を選ぶことで事前に回避できます。

4-1-2．見積もり後にキャンセルができる

アンティーク家具では電話やインターネットでの見積もりが難しいため“出張見積もり”や“出張査定”などを利用する必要があります。

見積もりや査定の結果に納得ができない場合には、キャンセル可能な業者を選ぶというのも大切な備えです。

不用品買取サービスのトラブルの多くは、業者を選ばずに依頼することが原因になります。買取サービスのトラブルを回避するためにも、しっかりと業者を選びましょう。

4-1-3．どんな回収方法や買取方法がある？

出張買い取りサービスでは、夜間の回収や家具の分解など要望に合わせて様々な回収方法を選択可能です。一回の依頼で複数の買取を依頼すればお得に利用できる傾向にあります。状況に合わせて最適な回収方法や買取方法を上手に選びましょう。

4-1-4．違法業者のトラブルに要注意！

家具や不用品の買取サービスで最も多いトラブルの一つが、適正価格とは異なる“査定で買い取る“というものです。このようなトラブルは違法業者よるものが多いため「素性の分からない業者には依頼しない」のが対策になります。

業者を見極めるためは「古物商許可証を持った業者」を選ぶことが大切です。中古品の買取や販売には都道府県の公安委員会から許可を受ける必要があります。古物商許可に関してはホームページで確認できるため、買取を依頼する前に確認してみましょう。

アンティーク家具など素人では価値の判断が難しいものです。業者選びの際には、ホームページなどで公開している会社概要や許可証の有無をしっかりと確認しましょう。

4-2．アンティーク家具買取サービスの流れ

アンティーク家具買取サービスを利用して売る際の、申し込みから買取当日までの流れについてご紹介しましょう。

4-2-1．申し込み方法

不用品会地理・回収サービスでは電話やインターネットで気軽に申し込みできます。申し込みで便利なのがインターネットによる見積もりです。

住所・氏名・電話番号・メールアドレスなどの必須項目に加えて、エレベーターの有無、品物のある場所なども記入して査定を受けることができます。アンティーク家具の場合、申し込みだけではどうしても詳細な査定できないケースもあるため注意が必要です。

インターネットでの対応が不慣れという場合には、電話やファックスなどでも依頼できます。申し込み方法に関しては好みの方法を利用しましょう。

4-2-2．出張査定・出張買取

アンティーク家具は電化製品のように明確な査定・見積もりを取るのが非常に難しい商品です。個体差も大きく実際に状態を確認しなければ、正確な査定・見積もりができません。

アンティーク家具を買取サービスで売る場合には、出張査定や出張買取を利用します。申し込みの際に日時を指定できるため、都合の良い日に合わせて申し込みましょう。

重量物であるアンティーク家具の場合には、出張回収が一般的です。査定当日に買取・回収をおこなうので、1日ですべての手続きや作業が終わります。

5．アンティーク家具を買取サービスで売る際によくある質問

Q:複数のアンティーク家具をまとめて処分することは可能ですか？

A: 複数の家具の処分も対応できます。

状況によって運搬する車両を選ぶため、単品買取や複数買取でも問題ありません。家具を処分を検討している場合には、重量のある大型アンティーク家具も買取可能な業者を選びましょう。

Q:日中は忙しいため、夜間の買取は可能ですか？

A:業者によっては夜間の買取サービスも利用できます。不用品の買取業者のなかには、夜間に対応可能な業者もあるため都合に合わせて時間帯を選びましょう。夜間の買取サービスは、近隣の住宅に迷惑にならないような作業のできる業者を選ぶのがポイントです。

Q:アンティークではない家具の買取も依頼できる？

A:アンティーク家具ほど製造から数十年の家具でも“レトロ家具”として需要があります。昭和の雰囲気のあるものは“昭和レトロ家具”として人気も高いため、無料査定を利用してみましょう。不要な家具が高額で売れる可能性もあります。

Q:どんな家具であれば買い取ってもらえる？

A:アンティーク家具はテーブルや机などの一般的なものから、照明機器なども人気があります。そのままでは使えないものも修理・リメイクして販売できる可能性もあるのです。不要な家具があれば、自分で判断せず無料相談・無料見積もりを利用してみるのも良いでしょう。

Q:壊れてしまったアンティーク家具は捨てるしかないの？

A:価値の高いアンティーク家具であれば、修理して再販する業者もあります。あまり日本では一般的ではありませんが、ヨーロッパではレトロ家具を修理して再販するのは一般的です。

最近では日本でも家具の修理・販売業者も増加傾向にあります。貴重なアンティーク家具を後世に残すためにも、壊れた家具の買取業者を探してみましょう。

Q:家具が重くため自分では運搬できない家具も買取可能ですか？

A:ほとんどの家具買取サービスでは、家具の搬出・運搬を依頼できます。搬出作業の際に住宅が傷付いてしまう可能性がある場合には、床や壁にカバーをかけて保護するので心配ありません。家財や建物への影響が心配な場合には“損害保険”に加入している業者を選ぶのも大切な備えといえるでしょう。

6．まとめ

最近、アンティーク家具は非常に注目を集めています。西洋アンティーク家具、アジアンアンティーク家具など国を問わずアンティーク家具は注目の的です。もちろん日本のアンティーク家具も非常に人気があり、江戸・明治・大正時代の家具は高価で取り引きされています。

処分を検討している中古家具が、実はアンティーク家具という可能性もあるのです。家に古くからある家具や、購入したものの部屋のイメージに合わなかった家具の処分を検討している場合には、家具買取サービスを利用してみましょう。

家具買取サービスでは、負担の大きな家具の運搬や搬出などの作業をすべて任せることができます。自分ではどうしても運ぶことができない重量のあるアンティーク家具も、業者に任せれば負担なく短期間で処分可能です。家具の処分に迷っている場合には、家具の買取サービスの無料査定や無料相談などを利用してみましょう。