不用品を賢く処分! リサイクルショップの上手な使い方 5選
不要になったけれど、捨てるのはもったいない。こんな品物がたくさんあるときに利用したいのがリサイクルショップです。しかし、リサイクルショップはただ中古品を売り買いする場所ではありません。賢く使えばよいおこづかい稼ぎになりますし、よい品を安く手に入れられます。
そこで、今回はリサイクルショップの賢い使い方をご紹介しましょう。買い方にも売り方にもちょっとしたコツがあるのです。家にまだ使える不用品がたくさんあるという方や欲しいものをお得に手に入れたいという方は、ぜひこの記事を読んで参考にしてくださいね。
1.リサイクルショップにも種類がある
リサイクルショップの賢い使い方をご紹介する前に、リサイクルショップの種類についてまずはご紹介します。どんなリサイクルショップがあるのでしょうか?
1-1.いろいろなものを取り扱っているリサイクルショップ
家電から洋服まで、いろいろなものを取り扱っているリサイクルショップです。チェーン店形式で展開しているところも多いでしょう。いろいろな不用品を一緒に持ちこんでも引き取ってもらえるメリットがある一方、人気がなかったり少しでも古かったりするものは値段が付きにくいデメリットもあります。まだ新しい不用品がたくさんあるという場合は、利用してみるとよいでしょう。
1-2.特定の品物だけを扱っているリサイクルショップ
家電や服など特定の品物だけを扱っているリサイクルショップも、たくさんあります。昔からある古本屋や古着屋も、このようなリサイクルショップの一種なのです。引き取ってくれるものに限りはありますが、扱っている商品なら古いものでも引き取ってくれる可能性があります。また、ものによってはいろいろなものを取り扱っているリサイクルショップよりも、高値で引き取ってくれることもあるでしょう。
1-3.価値のある古いものを引き取ってくれるリサイクルショップ
今のリサイクルショップは、できるだけ新しく人気のあるものほど高く売れます。しかし、古いものが全く無価値であるか、といえばそれは違うでしょう。特に、古い雑誌や生活道具、おもちゃなどに驚くほど高値が付く場合があります。このように古くて価値のありそうなものを専門的に引き取ってくれるリサイクルショップもあるのです。「骨とう店」や「アンティークショップ」がこれにあたります。最近は、ホビー専門のアンティークショップもあり、昭和時代のおもちゃに高値が付くこともあるのです。
2.リサイクルショップの賢い活用法とは?
では、このようなリサイクルショップを賢く活躍するにはどうしたらよいのでしょうか? この項では、その方法の一例をご紹介します。
2-1.できるだけ新しいものを、買ったときと同じような状態で売る
当たり前ですが、新品同様なものほど需要が高いです。特に、家電製品は発売日から日数がたっていないものほど高値が付きやすいでしょう。ですから、不要になったものはできるだけ早く売却してください。
また、外箱や説明書などがあれば、より高値で引き取ってもらいやすくなります。ブランド品の場合はギャランティーカードがあれば、高値が付きやすいでしょう。
2-2.買い取りを強化しているものを売る
リサイクル品というのは、季節によって需要が高まるものがあります。たとえば、洗濯機や冷蔵庫などの生活家電は、ひとり暮らしを始める人がたくさん出てくる冬の終わり~春先にかけて需要が高まるのです。ですから、リサイクルショップもそれを見越して、特定の品物を買い取り強化するところもあります。ホームページや店頭に「買い取り強化中」の品物を記載するところもあるでしょう。
また、折り込み広告で「このような品物を売ってください」と宣伝を打つところもあります。このようなときに品物を売れば、普段よりも高く買い取ってもらえるでしょう。
2-3.ネットで価格を調べてから売りに行く
中古品の中には「え、こんなものが」と思うものに高値が付くことがあります。代表的なのは、本やおもちゃですね。絶版した本が何かの拍子で人気が出ると、驚くほどの高値が付くこともあります。また、トレーディングカードやおもちゃも高値が付きやすいです。しかし、このような品物は興味がない人にとっては価値がわかりません。そのため、ネットでおおよその価値を調べてから、買い取ってもらえる店を探して売りに行きましょう。
ただし、骨とうの場合はよく似た偽物が大量に出回っていることも多いです。いくらそっくりな品物でも、偽物の場合は価値がありません。気をつけましょう。
2-4.育児用品や子供服は需要が高い
意外に需要が高いものを、もうひとつご紹介しましょう。それは、育児用品や子供服。使う期間が限られているので、「新しいものを買うのがもったいない」という方も多いのです。特に、入学式などに着るスーツやおしゃれなワンピースはノンブランドのものでも、よい値段が付きやすいでしょう。お宮参りや七五三の着物も同じです。
さらに、ブランドものの子供服は専門店もあります。「お祝いにベビー服をたくさんもらったけれど、結局着る機会のないままだった」というものがあった場合は、包装パッケージを破かずに売却しましょう。ただし、肌着などはいくら洗っても売却できません。ご注意ください。
2-5.期間限定のひとり暮らしは中古品を賢く利用しよう
単身赴任や進学で期間限定のひとり暮らしをする場合は、中古品を賢く利用しましょう。生活家電を新品でそろえるのと、リサイクル品でそろえるのは値段がだいぶ変わります。リサイクル品は新品に比べてどうしても寿命は短くなりがちですが、期間限定なら問題ありません。同じような感じで、育児用品もリサイクル品を賢く活用しましょう。特に、ブランド品のベビー服はリサイクルショップでお得に手に入りやすいです。
3.押し買いに気を付けよう
リサイクルショップを利用する際、気を付けたいのが「押し買い」です。最近は、たくさんの不用品を売却したい人向けに、出張買い取りサービスを行っている店も増えています。押し買いは、飛び込みで「不用品があれば安く買います」と尋ねてきて、価値のあるものを不当に安い値段で引き取っていくのです。一例をあげると、貴金属や宝石、ホビーなど。特に、金やプラチナは狙われやすいので気を付けましょう。
こちらが依頼したわけでもないのに、いきなり訪ねてくる「自称、リサイクルショップ店員」は、ドアを開けずに応対してください。
4.おわりに
いかがでしたか? 今回は、リサイクルショップの賢い使い方についてご説明しました。
まとめると
- 売るものによってリサイクルショップを使い分けよう。
- リサイクルショップが買い取りを強化しているものを売ろう。
- 子供用品は常に需要が高い。
- 子育て中や期間限定のひとり暮らしの場合は、リサイクル品を上手に使おう。
ということです。今はリサイクルショップの質も向上し、昔のように汚れたものをそのまま売っているようなところはありません。
また、家電製品などはきちんと整備してから出すショップもたくさんあるのです。ですから、中古だから粗悪品と決めつけてはいけません。さらに、最近ではまとめて家電などを売ると買い取り額をアップしてくれる店もあります。不用品がたくさんある方はまとめて売却してみましょう。