ビデオデッキ処分の前に!知っておきたい買取方法・中古販売について


いらなくなった中古のビデオデッキなんて絶対買取してもらえないだろうな、廃棄処分するしかないな、と思った方はちょっと待ってください! いらなくなった中古ビデオデッキをゴミとして捨てるのはもったいないです。ビデオデッキ・ビデオテープ周りの処分方法を詳しくご紹介します。使わなくなったビデオデッキの処分や買取を検討している方は、ぜひこの記事の方法を参考にしてみてください。

  1. ビデオデッキについて
  2. ビデオデッキの処分方法いろいろ
  3. ビデオデッキの買取について
  4. ビデオテープのデータ移行について
  5. ビデオデッキの処分をリサイクル業者に頼む場合
  6. 中古ビデオデッキの処分・買取についてよくある質問
  7. まとめ

実際にビデオデッキを買取に出した人がつまずいたポイントや注意点もご紹介します。少しでもお得にビデオデッキを処分するためにも、ぜひ最後まで読んでください。

1.ビデオデッキについて

ビデオデッキには、VHSの再生・録画だけでなく、DVDの再生・録画機能がついているものや、VHS⇔DVDでのダビングができるものなどがあります。最近では、PCに直接つなぐタイプのビデオデッキも販売されているのです。

2.ビデオデッキの処分方法いろいろ

2-1.ビデオデッキの処分方法・料金

2-1-1.ビデオデッキを自治体で処分

ビデオデッキを自治体で処分する場合は、自治体がビデオデッキを「可燃/不燃ゴミ」としているか「粗大ゴミ」としているかをHPや電話などでしっかり確認しましょう。粗大ゴミとして取り扱っている場合、粗大ゴミ料金の支払いや申し込みが必要になります。

2-1-2.ビデオデッキをリサイクル業者に出す

まだ使えるビデオデッキは、リセールするのも一手です。処分料金がかからない、もしくは買取価格がつく可能性もあり、ビデオデッキの処分方法の選択肢として、金銭面ではベストチョイスといえます。中古品として再販売されれば環境面にも優しいでしょう。リサイクル業者やリセールについては、「3.ビデオデッキの買取について」「5.ビデオデッキの処分をリサイクル業者に頼む場合」をご参照ください。

2-1-3.ビデオデッキをメーカーの下取りに出す

メーカーの下取りにてビデオデッキを回収してもらうのは、最近では難しいでしょう。同じ商品を買った場合に同等品を無料で回収する、というのがメーカーの基本的なスタンスです。そのため、ビデオデッキだけ回収してもらう、ということができない可能性が高いでしょう。

2-1-4.ビデオデッキを販売店の下取りに出す

メーカーの下取りと同様、ビデオデッキだけを回収してもらうというのは難しそうです。ただし、DVDレコーダーやテレビなどを購入した場合、もしかしたら中古のビデオデッキを引き取ってもらえる可能性もあります。店舗に直接確認してみてください。

2-2.ビデオデッキを無料回収してもらうには?

不要となったビデオデッキやその他の家具家電を無料回収車などに依頼することはやめておきましょう。基本的に不用品の回収には費用がかかるものです。無料をエサにして不当な料金を請求する業者なども増えてきていますので、サービス・業者は慎重に選んでください。どうしてもビデオデッキの処分料金をおさえたい、という場合は買取価格と回収料金の相殺をねらうのがおすすめです。回収料金よりも買取価格のほうが高ければ、結果的にプラスとなることもあります。

3.ビデオデッキの買取について

3-1.ビデオデッキの買取・下取りについて

ビデオデッキをリサイクル業者に回収してもらったり、リサイクルショップへ持ち込んだりする場合には、買取査定をしてもらうことになります。

買取価格がつきやすいビデオデッキは以下のとおりです。

  • 製造年度が浅い
  • 有名メーカー品
  • 正常に動作する
  • 汚損などがない
  • 箱・付属品などがそろっている

3-2.ビデオデッキの中古販売について

家電の中でも、ビデオデッキはわりと中古市場がにぎわっています。手元のビデオテープを再生・ダビングしたい方からの需要はいまだにあるでしょう。ネットオークションへの出品もよくあり、メーカーや使用感によって落札価格が大きく異なっています。

3-3.メリット・デメリット

ビデオデッキを買取に出すメリット・デメリットを考えてみましょう。

3-3-1.メリット

  • 処分料金がかからない
  • 不要となったビデオデッキがお金にかわる
  • 使いたい人の手に渡る
  • エコ・環境に良い

3-3-2.デメリット

  • 買取価格・落札者がつかない場合、手間が無駄になる
  • 買取に出す前にビデオデッキをきれいにしておく必要がある
  • (買取価格をあげるために)ビデオデッキの付属品を探し出す必要がある

4.ビデオテープのデータ移行について

4-1.ビデオテープの記録を残す方法は

ビデオテープはアナログ品ですので、経年劣化により撮影した動画が見られなくなる日が来ます。そうなる前に、ビデオテープをDVDやハードディスク上にデジタル媒体としてダビングしておきましょう。

4-2.DVD化の方法

一般的にはDVD化が楽です。VHS⇔DVDダビングができる一体型のビデオデッキであれば、簡単に終わるでしょう。PCなどを使ってダビングする場合、PC用のVHS再生機を購入する必要があります。

4-3.業者にデータ移行を依頼する

ソフトの購入や、自力でのダビングが面倒な場合はまるごと業者に任せるのも一手でしょう。ビデオテープが膨大にある場合なども業者の利用がおすすめです。ただし、当然料金が発生しますし、編集ポイントを自分で決めることもできませんのでご注意ください。

5.ビデオデッキの処分をリサイクル業者に頼む場合

5-1.業者選びのポイント

ビデオデッキの買取業者を選ぶ場合は、以下のポイントをおさえましょう。

  • ビデオデッキを買取対象としている
  • 出張買取や持ち込み買取などの選択肢がある
  • 高い商品知識を持って買取査定をおこなっている
  • 古物商許可などの資格を有している

5-2.買取業者のメリット・デメリット

5-2-1.買取業者を使用するメリット

  • ビデオデッキがお金にかわる
  • 買取不可の場合は、回収料金を支払えば回収してもらえる
  • ビデオデッキ以外の家具家電も買取・回収してもらえる

5-2-2.買取業者を使用するデメリット

  • 買取価格<回収料金の場合は、料金を支払う必要がある
  • 業者を慎重に選ぶ必要がある

5-3.買取料金・査定について

買取は、現物を見てからの査定が基本です。自分の思ったよりも安い買取価格がつけられたり、買取不可とされてしまうこともあります。その場合は無料で買取をキャンセルできる業者が安心です。「来てもらって断るのは気まずい」といった心配はご無用ですのでご安心ください。

5-4.ビデオデッキの回収方法

例として、弊社の回収までの流れをご紹介します。

  1. 無料見積もり(HPもしくはお電話)
  2. 出張日の予約・決定
  3. 出張・買取価格の査定
  4. お支払い
  5. 商品の搬出

5-5.ビデオデッキの買取価格の注意点

買取価格を1円でも高くするためには、美品に近づけるのが原則です。買取価格は以下のような項目によって決まります。

  • メーカー
  • 製造年月日
  • 動作するか
  • 状態(見た目)
  • 付属品の有無

このうち、自分でどうにかできるのは「状態(見た目)」だけです。汚れを落としたり、シールはがしをしておくだけで買取価格に好影響がでるかもしれません。

6.中古ビデオデッキの処分・買取についてよくある質問

6-1.ビデオテープを処分したいが何ゴミかわからない

ビデオテープは、普通は不燃ゴミですが、地域によっては燃えるゴミとなることもあります。たとえば、神奈川県藤沢市ではビデオテープを「特定処理品目」と設定しており、透明もしくは半透明の袋で捨てることが可能です。その際はビデオテープだけを袋に入れ、他の種類のものが混ざらないようにして出してください。

6-2.処分前のビデオテープ、ダビングのコツは?

ビデオテープを処分する前に、どうしてもとっておきたいデータだけを保管しておきましょう。すべてとっておこうとするとダビングも管理も面倒です。ビデオテープに保存しておきたい動画の時間帯や内容をメモ書きしておきましょう。あとでまとめてダビングすれば時短にもなりますし、同じ内容のデータを同じDVDに収めることができます。

6-3.切れてしまったビデオテープは廃棄するしかない?

切れてしまったりカビが生えたりしたビデオテープを復元したうえでDVDなどにデータ化する専門業者もあります。どうしても復元したいデータが入っているビデオテープは、一度相談してみてもいいでしょう。

6-4.中古のhi8ビデオデッキを処分したいのですが

8mmビデオの上位互換とされるhi8企画は今ではほとんど製造されていないため、ネットでかなり高値で中古品が販売されていることがあります。特に、ソニーのhi8ビデオデッキは人気が高いです。処分する前に、買取を一度検討してみましょう。

6-5.ビデオデッキを買取に出す際は、どこまで掃除したらいい?

基本的に、手が届くところまでで大丈夫です。無理に機会内部のホコリや汚れをとろうとして、部品を傷つけてしまわないようにしましょう。中性洗剤を薄く染みこませた布などで軽くふく程度で大丈夫です。電子部品周りは、乾いた布でふきましょう。掃除の際は、必ず電源を切ってください。

7.まとめ

いかがでしたでしょうか。ビデオテープはもはや廃れたものだと思われがちですが、ビデオデッキは今でもまだまだ需要がある家電です。思い出の詰まった動画は早めにデータを保存し、後悔のないようにしましょう。ビデオデッキを買取してもらうことで、新しいDVDレコーダーやBlu-rayレコーダーの資金の足しになるかもしれません。ビデオテープを廃棄処分する場合は、地域ごとの正しい捨て方で処分しましょう。


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