ルームランナーを処分・廃棄する方法。高く買い取ってもらう条件とは
「家に居ながら気軽に運動したい」という人に人気なのが、雨の日でも、暑くても寒くても、気軽にウォーキングができるルームランナーです。健康やダイエットのためにと買い求めても、継続して活用できていますか? ひょっとしてもう使わなくなったのに、どう処分していいかわからず、じゃま者扱いされていませんか? この記事では、大きくて処分に困るルームランナーの処分や廃棄についてご紹介します。
- ルームランナーとは
- ルームランナー処分の悩みは?
- ルームランナーの処分、自分で捨てる場合
- ルームランナーの処分、販売業者の下取りよるもの
- ルームランナーの処分、リセールする場合
- ルームランナーの処分、回収業者に頼む場合
- よくある質問
ルームランナーのような大きなものを処分するには、正しい知識を持ちルールを守って処分することが必要です。この記事を読んで、不要なルームランナーをスッキリ片付けましょう。
1.ルームランナーとは
まずはじめにルームランナーの特徴を見てみましょう。
1-1.どんなもの?
ルームランナーは、電動の健康器具で、室内でジョギングやウォーキングなどの運動ができる器械です。ランニングマシンやジョギングマシンと呼ばれることもあります。家庭用のものはコンパクトな折り畳みタイプやダイエット用に傾斜のついたものなどが人気です。その他に、スポーツジムなどに導入されている多機能のものや、リハビリを目的として福祉施設などで使用されるものもあります。
1-2.人気の機種、最近の傾向
家庭用で人気があるのは、折り畳みができるコンパクトタイプです。集合住宅で使う人には静音設計のものも人気があります。どの機種にも共通なのは、距離や時間、心拍数、カロリー消費量などがディスプレイ表示されるようになっていることです。最近ではダイエットよりも、健康や老化防止・リハビリを重視したルームランナーに人気が集まっています。
1-3.寿命、よくある故障
ルームランナーの寿命は一般的に10年前後といわれています。故障の原因は、ベルトが摩耗して切れたり、ベルトを回す車輪が壊れたりすることが多いようです。
2.ルームランナー処分の悩みは?
2-1.捨てにくい
ルームランナーを使わなくなってもなかなか処分できないのは、その大きさに理由があります。コンパクトな折り畳みの機種でも、約80キロあり、一人で運ぶのには重すぎるのです。また、ゴミの分別方法は自治体によって違うので、自分のエリアのルールを確認するのが面倒になってしまうこともあるでしょう。
2-2.修理するか、廃棄するか?
ルームランナーが故障した場合、保証期間内であれば、メーカーの修理を利用しましょう。保証期間を過ぎたものの修理は有料となります。また、部品交換で直る程度のものなら修理をした方がいい場合もありますが、モーターの故障や長年使って故障した場合、修理するよりも廃棄して新しいものに買い替えた方がいいでしょう。
3.ルームランナーの処分、自分で捨てる場合
ルームランナーを自分で処分する場合は、自治体の回収を利用して廃棄する方法が一般的です。
3-1.自治体回収の場合
自治体の不用品回収は、地域によって回収品目やルールが異なります。ルームランナーは金属や硬質プラスチックでできているので、粗大ゴミや不燃ゴミに分類されるでしょう。ゴミの分別方法は、お住まいの地域の広報誌や市役所・区役所のホームページなどで確認しましょう。
3-2.流れ
ルームランナーが粗大ゴミに分類される場合の一例を説明します。まずは自治体で定められたリサイクルセンターに連絡してください。指定されたコンビニなどで処分料の支払いをして、証明シールを発行してもらい、それをルームランナー本体に貼ります。あとは、指定された日時に、回収場所まで自分で運びましょう。
3-3.やるべきこと、費用
まずは自治体への連絡が必要です。一般的に処分には費用が発生します。処分料は自治体によっても異なりますが、1点につき500円程度のところが多いようです。
3-4.メリットデメリット
処分にかかる費用が安く済むことが最大のメリットです。一方、ルールの確認や連絡、自分で運搬する手間が発生します。自治体によっては回収日があらかじめ決まっていたり、混雑するシーズンには待たされることもあり、自分の都合の良い日に処分できないこともあるでしょう。
4.ルームランナーの処分、販売業者の下取りによるもの
自治体の回収以外にはどんな方法があるのでしょう? ここでは、販売業者の下取りについてご説明します。
4-1.こんなときは買い替えがベター
ルームランナーは、数万円から10万円以上もする高価なものですが、修理費用もかさむといわれています。メーカーや販売店に問い合わせて、修理費用が数万円にもなるようなら、買い替えを検討しましょう。
4-2.新製品が安い時期は?
ルームランナーに限らず、家電品は一年のうちに数回、販売価格が下がる時期があります。たとえば家電量販店は、多くの場合9月か3月に決算となるため、会計期内に売り上げを伸ばそうと、その前の月にセールを行うのです。ちょうど夏はボーナス時期、春は引っ越しシーズンと重なるため、大きな売り出しが実施されるでしょう。
4-3.販売業者の下取り、引き取りについて
家電製品を新しいものに買い替える場合、古いものをメーカーや販売店で下取りをしてくれることがあります。ルームランナーの場合も下取りセールなどが実施される可能性があるので、要チェックです。
4-4.通販業者の場合
ルームランナーは、通販でも良く売られています。通販業者は、通常は下取りサービスを行っていないことが多いのです。しかし、新製品の販売促進のために期間限定で下取りセールをする場合もあるので、買い替えの予定がある場合は早めに情報をチェックしましょう。
4-5.手数料など
新製品の購入が条件の場合は、無料で引き取ってもらえる場合もあります。しかし、ルームランナーは重量もあり、運搬にコストがかかるため、回収や処分費用が有料となる場合もあるでしょう。
4-6.メリットデメリット、注意点
新製品の購入と同時に不要なルームランナーが処分できるので、手間がかからない点が最大のメリットです。とはいえ、下取りに対応していない販売店も多いので、注意しましょう。また、購入金額に条件があったり、壊れているものは下取りできないなど、条件を満たさないと利用できないこともあるため、よく確認することが必要です。
5.ルームランナーの処分、リセールする場合
買ってから一度も使っていない、まだ新しい、という場合には、リサイクルショップに買い取ってもらう方法もあります。
5-1.買い取りしてもらえるルームランナーとは
買い取り業者にもよりますが、他の家電品同様、発売から5年以内で、正常に作動し、汚れや傷がないものは、買い取りの対象となります。アルインコなどのブランド品や業務用トレッドミルなどの上位機種は、買い取ってもらえる可能性が高くなるでしょう。
5-2.リセールの方法
近くにリサイクルショップがある場合、自分で持ち込んで査定してもらうといいでしょう。自分でインターネットオークションに出品する方法もあります。
5-3.メリットデメリット
リサイクルショップ持ち込みの場合、買い取りが成立すればその場で現金が手に入ります。オークションの利用は、自分で梱包(こんぽう)、配送の手配をしなければなりません。ルームランナーのような大型品は配送料も高いので、料金をどちらが負担するかなど、条件を明確にしておきましょう。
5-4.高価で売るためのコツ、注意点
基本的には汚れをきれいにふき取り、保証書や説明書、付属品などをすべてそろえておきましょう。不具合がある場合は、正直に申告して、あとでトラブルにならないように注意します。
6.ルームランナーの処分、回収業者に頼む場合
近くにリサイクルショップがない、自分で運ぶのは面倒という方には、不用品回収業者に回収を依頼する方法がおすすめです。
6-1.回収の流れ、回収方法
業者によっても多少の違いはありますが、一般的な流れを説明します。
1.回収業者のホームページを見て、問い合わせフォームか電話で見積もりを依頼
2.買い取り希望品の情報確認後、訪問日を決定
3.自宅まで出張見積もり
4.査定後、金額に納得できればその場で買い取り成立
6-2.料金
元の販売価格にもよりますが、10万円以上するようなものでも、1台につき数千円が相場です。
6-3.メリットデメリット
自宅から連絡をするだけで回収に来てもらえるので、手間がかからないことが最大のメリットです。買い取り可能な品の場合は、査定価格に納得できれば、その場で現金が支払われます。壊れていたり古かったりすると、市場価値がないため、逆にお金を支払って処分してもらわなければなりません。たとえば、リサイクル買取サービス では、発売から5年以内の家電品の買い取りが可能です。
6-4.業者選びのポイント
不用品買い取り業者は、国の認可を受けなければなりません。よく軽トラックで回ってくる不用品回収業者は、無許可営業のこともあるので、注意が必要です。以下のような業者に依頼しましょう。
・不用品回収で豊富な実績がある
・多種多様な買い取り実績があり、知識が豊富
・見積もりが無料
・24時間対応、希望の日時に対応してくれる
・不用品買い取り・回収の認可を得ている
7.よくある質問
Q.ルームランナーは何ゴミですか?
A.ゴミの分別は自治体によって違うので、一概には言えませんが、素材は主に金属でできているため燃えないゴミ、または粗大ゴミでしょう。自分の住んでいる自治体のルールを確認してください。
Q.ルームランナーを自治体の回収に出したいのですが、運びやすくするために分解して処分してもいいでしょうか?
A.ルームランナーの分解は、一般の人には困難なため、やめておいた方が無難です。そのままの状態で処分しましょう。
Q.壊れているルームランナーは買い取ってもらえますか?
A.壊れていては再販ができないので、買い取りは難しいでしょう。
Q.ルームランナーを少しでも高く買い取ってもらう方法はありますか?
A.汚れを落とす、取扱説明書、付属品を用意することは基本です。ほかにも、1点だけよりも複数の買い取りで有利になることもあるので、他にも不用品があったら、一緒に査定してもらうとよいでしょう。
Q.ルームランナー以外にも不用品があります。一緒に引き取ってもらいたいのですが。
A.対応は回収業者にもよりますが、たとえばリサイクル買取サービスなら、家電品だけでなく家具の買い取り・回収も可能です。
まとめ
ルームランナーは大きくて重いので、不要になると処分が大変です。壊れているものは廃棄、まだ新しいものは買い取りを利用するなど、ルームランナーの状態を考えて、適切な方法で処分しましょう。自治体の回収を利用する場合は、ルールを守ることが大切です。古いルームランナーを処分して、すっきりと暮らしましょう。