電気ケトルの処分方法を知りたい！ 簡単＆お得に処分するコツを伝授！

1．電気ケトルの処分方法

最初に、電気ケトルの主な処分方法を観ていきましょう。

1-1．最も費用がかからない自治体処分

不要になった電気ケトルは、自治体に依頼して処分してもらうことができます。主な方法は、以下の2つとなるでしょう。

1-1-1．小型リサイクル法の対象品目として処分

自治体によっては、電気ケトルを小型リサイクル法の対象品目に指定していることがあります。まずは、ホームページなどで対象品目か確認してみてください。対象品目であれば、役所や商業施設などに設置された「専用回収ボックス」に投入することで処分可能です。小型家電リサイクル法に沿って処分すれば、自治体が責任を持って資源リサイクルしてくれます。なお、処分費用は無料です。

1-1-2．不燃ゴミなどとして廃棄処分

電気ケトルは、不燃ゴミなどで自治体に廃棄処分を依頼できます。ゴミの区分や回収（集荷場所・日時など）は、自治体のホームページなどで確認してください。なお、粗大ゴミ扱いになる場合は、1個数百円程度の費用がかかることがあります。なお、ゴミとして廃棄する場合は、基本的に資源リサイクルされません。

1-1-3．自治体に処分を依頼するメリット・デメリット

メリット

• 処分費用が無料もしくは格安
• 資源リサイクルしてもらえる（小型家電リサイクル法に沿った処分）

デメリット

• 集荷場所まで自分で運ぶ必要がある
• 回収日時・集荷場所が決められている
• 貴重な資源が廃棄される（ゴミとして処分）
• 専用回収ボックスの設置数が少ない（小型リサイクル法に沿った処分）

1-2．時間と手間がかからない不用品回収業者

電気ケトルは、不用品回収業者に依頼して処分してもらうことも可能です。

1-2-1．まずは回収方法のチェックから

不用品回収業者では、以下の3つの方法で電機ケトルの回収を実施しています。ただし、業者によっては扱っていない方法もあるため、確認してください。

• 店頭持ち込み：業者の店頭に直接持ち込む
• 宅配回収：宅配便で業者に送付する
• 出張回収：日時・場所を指定し、業者に回収してもらう

出張回収を依頼する場合は、業者に回収費用の見積もりをもらって検討するといいでしょう。なお、宅配回収は業者により事前通知不要で送付できることもあります。

1-2-2．不用品回収業者に処分してもらうメリット・デメリット

メリット

• 回収日時・場所の指定ができる
• 集荷場所まで持っていく手間や時間を節約できる
• ほかの不用品を同時に処分してもらえる
• 状態のいいものは業者によって買取になることがある

デメリット

• 回収費用がかかる

1-3．悪質業者に注意しよう

業者に電気ケトルの処分を依頼するときは、悪質業者に注意してください。たとえば、電話勧誘や訪問営業を主体としている業者の中には、「不用品を無料回収している」と言いながら近づいてくることがあります。話を聞いているうちに、勝手に家の中に上がり込んで依頼していないものまで回収する例が後を絶ちません。また、無料であるはずがなぜか有料になったり回収後の電気ケトルを他人の私有地に違法廃棄されたりなども多く発生しているので気をつけましょう。

2．電気ケトルを高く買取してもらうコツ

電気ケトルの買取金額目安や高く買取してもらえる条件などを詳しく解説します。

2-1．電気ケトルは中古需要が高く、買取金額は定価の5％～

電気ケトルは、一般家庭への普及が広まる一方で中古品の買取も盛んに行われています。すぐにお湯がわいて家事の時短になるため、共働き夫婦や子育て中の家庭からの需要があるからです。また、少量のお湯を効率よくわかせる点で、単身者が購入するケースも増えています。なお、電気ケトルの買取金額は、新品の5～30％程度が目安です。たとえば、以下の一例を参考にしだください。

• ティファール（アプレシア プラス 0.8L）：1,500円程度
• バルミューダ（K02A-BK ブラック）：7,000円程度
• タイガー （PCF-A080）：1,300円程度

2-2．キレイで使用感が少ないものなどが対象

電気ケトルでも、以下のようなものは高く買取してもらえる可能性があるでしょう。

• キレイで使用感が少ない
• 人気ブランド・型番
• 年式が新しい
• 目立つ傷・へこみ・ひどい臭いがない
• 故障や不具合がない
• 購入時の箱や付属品がそろっている

3．電気ケトルを買取に出す方法

電気ケトルを買取に出す主な方法について、詳しく解説します。

3-1．リサイクルショップや不用品回収業者に売る

不要になった電気ケトルは、リサイクルショップや不用品回収業者などに売ることができます。

3-1-1．最初に査定を受けて検討しよう

リサイクルショップや不用品回収業者を利用するときは、最初に買取査定を受けましょう。買取可能で提示金額に納得できる場合は、正式に依頼してください。なお、査定だけなら、複数の業者に依頼しても構いません。業者によって査定基準が異なるため、同じ条件の電気ケトルでも査定金額が異なるからです。

3-1-2．業者に売るメリット・デメリット

メリット

• ほかの不用品も同時に売ることができる
• 日時・場所を指定して回収してもらえる
• 買取不可となっても引き取り処分を依頼できる（不用品回収業者の場合）

デメリット

• 買取不可の場合は引き取り処分も依頼できない（リサイクルショップ）
• 買取不可の場合は回収費用がかかることがある

3-2．ネットオークション・フリマサイトで売る

不要になった電気ケトルは、ネットオークションやフリマサイトで売ることもできます。自分で売ってみたい人は、挑戦してみるといいでしょう。

3-2-1．専用サイトに登録して出品する

ネットオークションやフリマサイトで電気ケトルを売る場合は、以下の流れを参考にしてください。

1. 専用サイトに会員登録し、出品手続きをする
2. 落札されたら落札者と連絡先を交換する
3. 支払いを確認後、電気ケトルを発送する
4. 落札者に届いたことを確認して完了

3-2-2．自分で売るメリット・デメリット

メリット

• 売りたい価格で出品できる
• 業者で買取不可となった電気ケトルでも出品できる
• 欲しがっている人と直接やり取りできる
• 思わぬ高額落札もある（ネットオークション）

デメリット

• 出品手数料がかかることがある
• 出品から発送までのステップが多く、面倒
• 必ずしも売れるとは限らない
• しつこい値切りに遭いやすい（フリマサイト）
• 個人間トラブルが多い（支払い遅延・商品クレーム・個人情報の流出など）

4．電気ケトルの処分に関するよくある質問

最後に、電気ケトルの処分に関する質問に回答します。それぞれ確認し、役立ててください。

Q．電気ケトルはどのように資源リサイクルされる？
A．リサイクル業者の元で分解され、プラスチックや金属などの素材ごとに仕分けられた後、再資源化されます。再資源化することで、新たな製品の原料として使用することができ、貴重な資源を節約できるのです。

Q．電気ケトルの処分費用を安くする方法は？
A．処分費用を安くするには、以下のような方法があります。また、見積もり依頼の際に業者に相談してみるといいでしょう。

• 店頭持ち込み・宅配回収などを選ぶ
• 処分費用の安い業者に依頼する
• 買取価値の高い不用品（比較的新しい家電・パソコン・スマホなど）と同時に依頼する

Q．電気ケトルで買取人気が高いブランドは？
A．以下のようなブランドの電気ケトルは人気が高く、安定した需要があります。

• ティファール
• ラッセルホブス
• レコルト
• バルミューダ
• 象印
• タイガー
• デロンギ

Q．電気ケトル内部の水あかは掃除する必要がある？
A．処分する場合は、掃除する必要はありません。ただし、買取に出すときは査定金額に影響するため、掃除しておきましょう。市販の水あか除去剤を使用するか、満水の状態でクエン酸15gを入れて沸騰させて1時間程度放置した後、内部をよくすすいでください。

Q．電気ケトルの買取はどんな業者に依頼するといい？
A．たとえば、以下のポイントを満たす業者に依頼すれば安心です。

• 電気ケトルの買取を強化している
• 誠実な査定で定評があり、できるだけ高く買取している
• 査定は無料
• 買取不可の場合でもきちんと資源リサイクルしている
• 回収費用がリーズナブル
• 都合のいい回収方法を選べる
• スタッフの対応がよく、顧客からの評判がいい
• 古物商許可を取得してる

なお、当リサイクル買取サービスも、電気ケトルをはじめ、不用品回収・買取で豊富な実績があります。まずは、お気軽にご相談ください。

まとめ

今回は、電気ケトルの処分方法について詳しく解説しました。使わなくなった電気ケトルは、できるだけリサイクルを考えて処分しましょう。まだ使用可能なのものは買取してもらえます。故障などで使用できないものでも、リサイクルに回せば有効活用できるでしょう。限りある資源を無駄にしないためにも、ゴミとして破棄する以外の方法を検討してください。なお、不用品回収業者に依頼すると、買取・引き取り処分のいずれも依頼できるので便利です。