京都市で小型家電を処分する方法は？ 主なポイントや注意点を解説！

1．京都市の小型家電リサイクル法対象品目は？

最初に、京都市の小型家電リサイクル法対象品目にはどんなものがあるか具体的に見ていきましょう。

1-1．どんなものが小型家電リサイクル法の対象品目になる？

京都市では、高さ30cm×幅40cm×奥行き40cm以内の家電の多くを小型家電として扱っています。たとえば、スマホ・タブレット・ゲーム機・オーブントースター・ドライヤーなどです。また、以下のようなものも回収対象になります。

• 電気コードや延長コード
• ACアダプター
• 電池で動くおもちゃ類
• マウスやハードディスクなどパソコンの付属品

1-2．小型家電で回収できないものは？

京都市では、以下のようなものは小型家電として回収することができません。

• 家電リサイクル法対象品目：テレビ・冷蔵庫（冷凍庫を含む）・エアコン・洗濯機（衣類乾燥機を含む）
• パソコンリサイクル法対象品目：パソコン・パソコン用モニター
• そのほかの家電：石油ストーブ・灯油ストーブ

また、以下のような状態の家電も回収してもらえないことがあります。

• 複数の構成部品からなる家電でバラバラになっているもの
• 工具などを使って分解されたもの
• 変形がひどくて原形が分からないもの

2．京都市で小型家電を処分に出す方法

京都市で小型家電を処分に出す方法を詳しく見ていきましょう。

2-1．京都市で小型家電を処分に出す流れ

京都市で小型家電を処分に出す場合は、以下の流れを参考にしてください。

1. 京都市で小型家電として回収可能なものか確認する
2. 小型家電の回収拠点場所を確認する
3. 小型家電の回収拠点場所に小型家電を持ち込み、設置してある回収ボックスに投入する

なお、小型家電の処分費用は無料です。1回に複数個処分しても構いません。

2-2．小型家電の回収拠点場所はどこにある？

京都市では、小型家電の回収拠点場所は区役所や商業施設など、合計47か所存在します。たとえば、自宅に近いなど便利なところを選んで持ち込むとよいでしょう。ただし、京北出張所以外の出張所では回収できないので注意しましょう。より詳しい内容は、京都市の小型家電リサイクル回収場所一覧を参考にしてください。

2-3．京都市内の協力電器店でも回収してもらえることがある

京都市では、約199店舗の協力電器店でも、小型家電の回収を無料で依頼することが可能です。ただし、以下の条件があります。

• 協力電器店で小型家電を新規購入する必要がある
• 購入した家電と同種類・同数だけ処分依頼可能
• 高さ30cm×幅40cm×奥行き40cm以内

なお、家電リサイクル法やパソコンリサイクル法の対象品目、石油ストーブ・灯油ストーブは回収対象外になります。

3．京都市で小型家電の処分を不用品回収業者に依頼する方法

京都市で小型家電を処分するのなら、不用品回収業者に依頼することもおすすめです。

3-1．小型家電の処分を不用品回収業者に依頼するメリット

小型家電の処分を不用品回収業者に依頼すると、以下のように多くのメリットがあります。

• 大量の小型家電を1回で回収してもらえる
• 小型家電以外の不用品も同時に処分してもらえる
• 条件によっては買取してもらえることがある
• 都合のよい日時と場所で回収してもらえる
• 自分で集荷場所に運ぶ手間と労力がかからない

3-2．不用品回収業者に小型家電の処分を依頼した場合の費用は？

不用品回収業者に小型家電の処分を依頼した場合、場所と日時を指定して回収してもらうケースでは、1回に付き数千円程度～が費用相場になります。小型家電を回収するためには、スタッフと車両の手配が必要になるからです。少量の小型家電だけで依頼すると、回収費用が高く付くことがあります。そのため、洗濯機など小型家電として処分できない家電やパソコン・家具など、そのほかの不用品を同時に処分してもらうのもおすすめです。

3-3．信頼できる業者に依頼することが大切

京都市で小型家電を処分するときは、信頼できる業者を選んで依頼すると安心です。具体的には、以下のポイントを参考にしてください。

• 小型家電を含む不用品回収の実績が豊富にある
• 回収後の小型家電はできるかぎり再販もしくは再資源化している
• リーズナブルで分かりやすい料金システム
• 都合のよい日時に回収してもらえる
• 京都市がサービスエリア内
• 可能なものは買取もしている
• スタッフの対応が親切で顧客からの評判もよい
• 古物商など業務に必要な許可を取得済み

なお、当リサイクル買取サービスでも、京都市で不要になった小型家電の処分をお受けしています。まずは、お気軽にご相談ください。

4．まだ使える小型家電を買取に出す方法

まだ十分に使える小型家電は買取してもらうことも考えてみましょう。

4-1．買取に出せる小型家電の条件は？

不要になった小型家電でも、以下のようなものは買取してもらえる可能性があります。

• 人気メーカー品
• 人気機種
• 正常に動作する
• 年式が新しい
• 目立つ汚れや傷・破損などがない
• ひどい臭いがない

なお、買取対象となる小型家電の種類や査定基準は業者によって異なります。詳しくは、業者に確認してください。

4-2．小型家電の買取を依頼する方法

小型家電の買取を依頼する方法を詳しくご紹介します。

4-2-1．小型家電買取専門店に売る

小型家電の中でもタブレットやゲーム機などは、小型家電買取専門店で買取してもらえることがあります。買取を希望するときは、店頭持ち込みや宅配回収を利用して査定を依頼してみましょう。豊富な専門知識に基づいて査定をしているため、正当な評価が期待できます。ただし、専門知識が豊富なために査定が厳しいケースもあるでしょう。また、買取専門なので、買取不可になった場合は引き取り処分も依頼できません。

4-2-2．リサイクルショップに売る

小型家電でも状態のよいものは、リサイクルショップに売ることもできます。買取を希望する場合は、リサイクルショップの店頭に持ち込むなどの方法で査定を受けてください。買取可能で提示された金額に納得できる場合は、そのまま小型家電を引き渡して代金を受け取りましょう。なお、リサイクルショップも買取専門なので、買取不可になった場合は引き取り処分も依頼できません。

4-2-3．不用品回収業者に買取してもらう

不用品回収業者に小型家電の買取を依頼することも可能です。大量の小型家電を1回で処分できる、都合のよい日時を指定して回収してもらえるなど多くのメリットがあるので検討してみるとよいでしょう。買取を希望するときは、業者の査定を受けてみてください。提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼しましょう。なお、不用品回収業者なら、万が一買取不可になってもそのまま引き取り処分を依頼できて便利です。

4-2-4．ネットオークションやフリマアプリに出品する

ネットオークションやフリマアプリに小型家電を出品する方法もありあす。自分で売りたい価格を設定できる、リサイクルショップで買取不可になったものでも出品できることなどがメリットです。半面、タイミングが悪いと多くの出品情報に埋もれてしまい、なかなか落札されないことがあります。また、こん包や発送の手間がかかる、クレームや支払い遅延などが起きやすいなどデメリットが多い方法であるのも事実です。

5．京都市の小型家電処分に関するよくある質問

最後に、京都市で小型家電を処分に出すときの質問に回答します。それぞれ確認しておきましょう。

Q．回収ボックスに入れた小型家電を返却してもらうことはできる？
A．できません。京都市では、小型家電を回収ボックスに入れた後はどんな理由があっても返却してもらえないので注意してください。

Q．回収ボックスに投入したスマホはデータ消去してもらえる？
A．京都市では、スマホなど個人情報が流出する恐れがある小型家電を破壊機にかけ、物理的にデータ消去をしているので安心してください。

Q．回収後の小型家電はどんな形でリサイクルされる？
A．素材ごとに分解後、粉砕・溶解などにより再資源化され、燃料や新たな製品の原料になるのが一般的です。京都市では、回収後の小型家電から金メダルを作る事業も行っています。

Q．ノートパソコンなら小型家電として処分してよい？
A．京都市では、ノートパソコンは小型家電として処分できません。したがって、メーカーや不用品回収業者に依頼するなどの方法で処分してください。

Q．小型家電をなるべく高く買取してもらうには？
A．不要になった時点でなるべく早く買取に出すことをおすすめします。小型家電は新製品が発売されるサイクルが短いため、すぐに年式が古くなって査定金額が下がりやすいからです。また、買取に出す前にクリーニングしたり、購入時の付属品や箱をそろえたりすることも忘れないでください。

まとめ

今回は、京都市で小型家電を処分に出す方法について詳しく解説しました。京都市では、高さ30cm×幅40cm×奥行き40cm以内の家電の多くが小型家電として処分可能です。区役所や商業施設など47か所の回収拠点場所で小型家電を回収しているので、都合のよいタイミングで持ち込むとよいでしょう。なお、小型家電は不用品回収業者に依頼して処分することもできます。不用品回収業者に依頼した場合、自分で持ち込む手間や労力がかからず、都合のよい日時を指定して回収してもらえるなど何かと便利です。この記事を参考にして信頼できる不用品回収業者を選び、相談してみることをおすすめします。