オフィスチェアを買取に出す方法は? 高く売るためのポイントを解説!
「オフィスチェアはいくらぐらいで売れるのか」「どんなものが買取対象になるのか?」など、オフィスチェアの買取について悩んでいる方は多いでしょう。一般的に、問題なく各機能が動作すれば、ほとんどの業者で買い取ってもらうことができます。特に、人気のメーカーは中古市場でも需要が高く、高価買取が期待できるでしょう。
本記事では、オフィスチェアの買取事情や買取のポイントなどについて解説します。
- 高く売れるオフィスチェアのポイントと買取相場
- 買取対象にならないオフィスチェアの特徴
- オフィスチェアを買取に出す前に確認すべきポイント
- オフィスチェアを買取に出す方法と業者選びのコツ
- オフィスチェアの買取に関してよくある質問
この記事を読むことで、オフィスチェアを高く売るコツなどが分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。
1.高く売れるオフィスチェアのポイントと買取相場
最初に、高く売れるオフィスチェアのポイントと買取相場をチェックしておきましょう。
1-1.各機能が正常に動作しているか
買い取ったオフィスチェアのほとんどは再販売されるものなので、きちんと稼働するかが大きな査定ポイントとなります。壊れていて使えなかったり、脚(あし)がぐらついていたりするものは買取不可になる可能性が高いでしょう。また、オフィスチェアにはリクライニングやクッション・奥行きや座面の高さや調節できるものなど、さまざまな機能がついています。各機能が正常に動作しており、いい状態であるほど高価買取が期待できるでしょう。
1-2.ブランド品や人気メーカーもの
ブランド品や人気メーカーのオフィスチェアも高価買取が期待できるものです。オフィスチェアの人気メーカーとしては、以下が挙げられます。
- カッシーナ
- ハーマンミラー
- エルゴヒューマン
- オカムラ
- イトーキ
- コクヨ
- スチールケース
元値が高いオフィスチェアほど、買取額も高くなるでしょう。事前にどこのメーカーのものなのか確認することをおすすめします。
1-3.オフィスチェアの買取相場は約1,000~50,000円
オフィスチェアといってもさまざまな種類があるので、買取相場も約1,000~50,000円と幅広い傾向があります。ノーブランドで大量生産されているものは中古市場において需要が低いため、数千円が相場といえるでしょう。ただし、ブランドものや人気メーカーのものであれば、数万円で買い取ってもらえる可能性があります。オフィスチェアの状態によっても買取額が異なるので、まずは1度査定を依頼してください。
2.買取対象にならないオフィスチェアの特徴
ここでは、買取対象にならないオフィスチェアの特徴を紹介します。
2-1.著しい汚損や破損がある
一般的に、著しい汚れがついていたり、ぐらつきがひどいなど破損状態がひどかったりするオフィスチェアは買い取ってもらえない可能性があります。たとえ、人気メーカーでブランドものだとしても、再販が難しいとみなされ買取不可になるのです。買い取ってもらいたいオフィスチェアがあれば、自分が座っても問題ないか確かめてください。見た目は使える状態だとしても、座ってみるとぐらついていたり、各機能に不具合が起きたりしていることが分かるかもしれません。
2-2.安価で購入できる海外製品
日本の中古市場で需要が高いのは、やはり国内のメーカーです。国内メーカーは安心・安全性が高く、人気があるので高価買取が期待できるでしょう。海外のブランドメーカーなら高価買取が期待できるかもしれませんが、安価で購入できる海外製品は買取NGになる恐れがあります。海外製品で買い取ってもらえるのは、日本でも名前が知られている人気メーカーでしょう。ノーブランド品の海外製品は買い取ってもらえない可能性があるので要注意です。
2-3.サビや経年劣化が目立つもの
オフィスチェアは長く座っているとクッション性が衰えたり、サビやカビがついたりしてしまいがちです。経年劣化がひどい状態のものは、ほとんどの業者で買取不可になるでしょう。たとえ、人気メーカーやブランド品であったとしても、経年劣化がひどいものは買取NGになります。買い取ってもらえたとしても、数百円の価値しかつかないというケースも多いのです。
3.オフィスチェアを買取に出す前に確認すべきポイント
ここでは、オフィスチェアを買取に出す前に確認すべきポイントをいくつか紹介します。
3-1.動作に問題がないかチェックする
査定を依頼する前に必ずチェックしてほしいのが、動作確認です。前述したように、高機能のオフィスチェアだとしても、各機能が正常に動作しなければ買取不可になるでしょう。「査定を依頼したけれど買取不可になった」「オフィスチェアを持ち帰らなければならなくなった……」ということがないように、事前の確認が必要です。少し気になる箇所があれば、その旨をしっかりスタッフに伝えてください。買い取ってもらおうと嘘(うそ)をついたり、ごまかしたりするのは絶対にNGです。
3-2.メーカーと型番を確認する
オフィスチェアの状態と併せて、メーカーと型番も事前にチェックしておきたいポイントです。型番は座面裏やキャスター付近に貼られたラベルで確認できるでしょう。ラベルには、英数字またはアルファベットで記載された型番が確認できるはずです。メーカーや型番を事前に把握しておけば、スタッフも査定しやすくなるのでスムーズな買取ができるでしょう。ただし、海外製の中には、ラベルが貼られていないオフィスチェアもあります。型番が不明でメーカーも分からない場合は、外観の特徴や機能を正確に伝えてください。
3-3.取扱説明書などの付属品がそろっているか
購入時についてきた取扱説明書などの付属品は、査定アップにつながります。そのため、事前に付属品がすべてそろっているか確認してください。買取業者の中には、付属品がそろっていなければ買取不可というところもあります。特に、人気メーカーやブランド品は、そのブランドの証(あか)しである保証書が重要になるでしょう。保証書がない=ブランドのものだと判断されないため、査定額が下がってしまう恐れがあります。高価買取を希望している方は、付属品をそろえておきましょう。
3-4.きれいな状態になっているか
オフィスチェアがきれいな状態になっているか、事前に確認することも大切なポイントです。見た目が汚いものときれいなものなら、誰でもきれいなものを選びたくなりますよね。中古市場で需要があるオフィスチェアは、新品状態のようにきれいなものです。だからこそ、取り除ける汚れやホコリなどは事前に拭き取り、きれいにしてから査定に出しましょう。あらかじめ掃除することは、オフィスチェアの高価買取につながります。
4.オフィスチェアを買取に出す方法と業者選びのコツ
ここでは、オフィスチェアを買取に出す方法と業者選びのコツを解説します。
4-1.オフィス用品の買取専門店に依頼する
オフィスチェアなどオフィス用品を中心に買取を行っている専門店があります。買取専門店は、中古市場でどのようなオフィスが売れるのか・どのようなアイテムに価値があるのか把握しているため、より適切な買取額で引き取ってくれるでしょう。特に、人気メーカーやブランドものといった価値があるオフィスチェアは高価買取が期待できます。ただし、中古市場の需要に詳しいということは、査定が厳しいということです。査定が厳しくなる分、価値がないものは買い取ってもらいにくいデメリットがあります。
4-2.リサイクルショップを利用する
買取専門店で買い取ってもらえなかったオフィスチェアを、リサイクルショップに持って行く方法もあります。リサイクルショップはさまざまなアイテムを買い取っているため、買取専門店よりも査定はやさしめです。多少の傷が汚れがあったり、ノーブランドであったりしても、再利用できるオフィスチェアなら買い取ってもらえるでしょう。
4-3.不用品回収業者の買取サービスを利用する
大量のオフィスチェアを買い取ってもらいたい・持って行くのが難しいという方は、不用品回収業者の買取サービスを利用するのも選択肢の1つです。ほとんどの不用品回収業者は出張買取を行っています。大量のオフィスチェアでも、業者がやってきてくれるので自分たちで運び出す必要はありません。また、買取不可になったとしても処分できるため、手間と時間をかけることなくスピーディーに手放せるでしょう。不用品回収業者の中でも、買取サービスを行っているところに依頼してください。
4-4.業者選びのポイントをチェック!
どの業者に依頼すればいいのか分からない……と悩んでいる方は多いでしょう。納得できる査定額で買い取ってもらうには、業者選びが重要なポイントとなります。買取業者を選ぶ際は、以下のポイントに目を向けてください。
- オフィスチェアの買取実績があるか
- さまざまなオフィス用品の買取を行っているか
- 出張回収が利用できるか
- 不用品の回収も行っているか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 古物商や産業廃棄物収集運搬許可を取得しているか
- どのような質問でも具体的に説明してくれるか
- 無料相談や無料査定を行っているか
リサイクル買取サービスでは、不用品の買取だけでなく回収も行っています。無料相談も受けつけているので、悩んでいる方はぜひ1度ご相談ください。
5.オフィスチェアの買取に関してよくある質問
オフィスチェアの買取に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.機能の動作確認でチェックしておきたいポイントは?
A.オフィスチェアにはたくさんの機能がついていますが、特に、昇降・リクライニング・アームの高さ調節がきちんと動作するか確認してください。基本的に、全部の機能が正常に機能していない場合は、買取不可になってしまう恐れがあります。中でも、昇降機能はオフィスチェアを快適に使うために必要不可欠なものです。油圧式で動作しているため、一度壊れてしまうと直せないので注意してください。
Q.オフィスチェアの買取相場を知る方法は?
A.複数の買取業者に、オフィスチェアの無料査定を依頼することです。1社だけでは相場が分かりにくいため、複数の業者から出た査定額を比較すればだいたいの相場が判明するでしょう。相場が分かれば、安く買い取られる心配もいりません。
Q.ネットオークションやフリマアプリでも売れるのか?
A.自分で売りたい場合、ネットオークションやフリマアプリを利用するのも方法の1つです。インターネットを通じて全国から買い手を見つけられる点が大きなメリットといえるでしょう。買い手がすぐに見つかればいいですが、見つからない場合もあります。また、落札者にオフィスチェアをこん包して送らなければならないため、手間がかかるでしょう。その点を踏まえた上で利用してください。
Q.オフィスチェアが大量にある場合のベストな買取に出す方法は?
A.大量のオフィスチェアを1つずつ運ぶのは困難なので、一気に買い取ってもらえる業者を見つけてください。店頭買取や宅配買取などさまざまな方法がありますが、ベストなのは出張買取です。業者がオフィスや家にやってきてくれるため、自分たちで運ぶ手間がいりません。ただし、出張・運搬費用を請求するところもあるので、事前に見積書を確認する必要があります。
Q.買取不可になった際の対処法は?
A.不用品回収業者に依頼することになるでしょう。オフィスなど事業目的で使用したものは産業廃棄物扱いになるため、自治体で処分できません。産業廃棄物収集運搬許可を取得している回収業者に依頼してください。また、中古のオフィスチェアでも欲しがっている人がいないか周囲に訪ねるのもいいでしょう。欲しがっている人に譲ることができれば、処分費用はかかりません。
まとめ
オフィスチェアは、状態がよく各機能が正常に動作すれば、ほとんどの業者で買い取ってもらうことができるでしょう。特に、カッシーナ・ハーマンミラー・コクヨといった人気メーカーは高価買取が期待できます。できるだけ高く買い取ってもらうためにも、事前にメーカーと型番をチェックしておきましょう。また、買取不可になっても回収が依頼できる買取業者もあります。不用品の回収と買取が同時に利用できれば、手間と時間をかけることなくスピーディーにオフィスチェアを手放すことができるはずです。