学習机の処分はどうしたらいいのか? 正しい処分方法を徹底解説
学習机は、子どもの成長とともにその役目を終えることになります。不要になった学習机の処分を考えている方も多いことでしょう。「ゴミとして回収してくれるの?」「まだ使えそうだけど売ることはできるのか」 など、学習机の処分は悩みがちです。
そこで、本記事では、学習机の処分方法をご紹介します。
この記事を読むことで、学習机を処分する際の注意点なども分かります。どのようにして処分したら良いか、迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
1.学習机は何ゴミに分類されるの?
不要になった学習机をゴミとして処分したいとき、果たして家庭ゴミとして処分できるのか、何ゴミに分類されるのか分からなくなるでしょう。たいていの自治体は、そのままの形では粗大ゴミ、解体した場合は燃えるゴミまたは燃えないゴミと分類されています。自治体によっては資源ゴミとして引き取ってくれる場合もあるので、自治体のホームページなどで確認しましょう。
1-1.粗大ゴミで出す
学習机を粗大ゴミとして処分する場合、戸別回収と直接持ち込みの出し方があります。それぞれの方法は以下のとおりです。
戸別回収
- 粗大ゴミ受付センターに電話かネットで事前予約をする
- 自治体の粗大ゴミ処理券をコンビニやスーパーで購入する
- 粗大ゴミ処理券を粗大ゴミに直接貼り付ける
- 収集日当日の朝、指定場所にゴミを出す
直接持ち込み
- 粗大ゴミ受付センターに電話かネットで問い合わせる
- どのような方法で持ち込むことができるかを確認する
- 車に学習机を積み、直接ゴミ処理施設へ持ち込む
- 身分証を提示し、車ごと重量を量る
- 帰りに再度計量し、料金(○○kgごとに○○円の場合が多い)を支払う
1-2.解体してゴミに出す
学習机を30cm以下に解体すれば、燃えるゴミまたは燃えないゴミとして処分できます。ただし、解体作業には時間がかかり、ケガをする恐れもあるので無理は禁物です。自分で解体する場合は、以下の手順を参考にしてください。
- 引き出しなど取り外せるものはすべて外す
- ネジを外し、金具や部品を取る
- ボンド・接着剤でくっついている部分はハンマーでたたいて外す
- のこぎりで30cm以下まで細かく切る
1-3.資源ゴミとして出す
自治体によっては、学習机が資源ゴミになるケースがあります。ゴミの分類は自治体でそれぞれ決まっているので、問い合わせて確認してください。資源ゴミとして処分する場合、学習机をそのままの形で回収してもらえるので自分で分解する必要はありません。ただし、回収指定日や回収場所が決まっているので、処分に手間と時間がかかる点がデメリットです。自分で回収場所へ運べない場合は、自治体に相談してみるといいでしょう。
2.不要になった学習机の処分方法
学習机を自治体のゴミとして処分する以外の方法には、以下のような方法があります。
- リメイクする
- 販売店舗で引き取ってもらう
- リサイクルショップで売却する
- オークションなどを利用する
- 人に譲る
- 不用品回収業者に依頼する
それでは、それぞれの方法について詳しくチェックしていきましょう。
2-1.リメイクする
学習机をリメイクする方法があります。DIYで用途が違う家具に変身させることで、学習机としてではなく新しい家具として役立つでしょう。たとえば、引き出しの取っ手を変えるだけでオシャレなデスクにしたり、インテリアとしてサイドテーブルにしたりもできます。
2-2.店舗で引き取ってもらう
新しい学習机の購入を検討している方は、購入店に古い学習机を引き取ってもらう方法も選択肢の1つです。学習机を販売している店舗の中には、購入者限定で引き取りサービスを行っているところがあります。ただし、すべての店舗がサービスを行っているわけではないため、事前の確認が必要です。また、主な引き取りサービスの内容を以下にピックアップしました。
- 下取り:不要な学習机を買い取ってくれる
- 無料引き取り:新しい学習机と引き換えに不要な学習机を無料で回収してくれる
- 有料引き取り:不要な学習机を有料で引き取ってくれる
有料で引き取ってくれる場合は、いくらかかるのか、搬出・出張回収は含まれているのかなどもチェックしておきましょう。
2-3.リサイクルショップで売却する
まだ使える学習机の場合、リサイクルショップでの買取を考えてみましょう。激しい傷や汚れがついていない限り、買い取ってもらえるケースがほとんどです。また、リサイクルショップの中には出張買取サービスを行っているところもあります。出張回収を利用すれば、スタッフが家に回収しに来てくれるので手間と時間がかかりません。
2-4.オークションなどを利用する
自分で売りたい場合、ネットオークションやフリマアプリを利用する方法があります。あくまで目安ですが、学習机の相場は1,000円~10,000円程度です。状態が良く、人気ブランドであるほど高く売れるでしょう。ネットオークションやフリマアプリを利用して売却する際は、学習机の状態を詳しく記載し、分かりやすい写真を掲載することがポイントです。
2-5.人に譲る
人に譲ったり、寄付したりする方法もあります。周囲に学習机を求めている人がいないか調べてみるといいでしょう。施設や団体に寄付する際は、配送料が自己負担になることが多いようです。念のために、送料を確認しておいたほうがいいでしょう。
2-6.不用品回収業者に依頼する
自分で学習机を処分するのが面倒な方やほかに処分してもらいたい不用品がある方は、不用品回収業者に依頼するのがいいでしょう。ちなみに、学習机の処分を依頼する場合、費用相場は6,000~15,000円になります。なお、信頼できる業者を選ぶコツは以下のとおりです。
- 不用品回収の実績があるか
- 料金体系が明確か
- 口コミや評判がいいか
それぞれの要点について詳しく見ていきましょう。
2-6-1.不用品回収の実績があるか
不用品回収の実績があるか、業者のホームページ等を見て確認しておきましょう。これまでどのような不用品を回収してきたのか確認できるはずです。また、お客様の声を記載しているところもあるので、ぜひチェックしてみてください。なるべく、回収実績のある業者に依頼したほうが、納得のいく形で処分できるでしょう。
2-6-2.料金体系が明確か
不用品回収業者を選ぶ際は、分かりやすい価格設定になっていることを確認しましょう。ホームページで料金体系がきちんと明示されている業者なら安心して依頼できます。また、見積書の内容がしっかりと記載されているかもチェックしてください。
2-6-3.口コミや評判がいいか
インターネットで「業者名 評判」と検索すれば、口コミがヒットします。口コミには、実際に利用した人の感想が記載されているので、業者のホームページでは分からないことが判明するでしょう。できるだけ、口コミや評判がいい回収業者を選んでください。口コミが悪かったり、よくない評判が出てきたりする回収業者には注意が必要です。
3.学習机を処分する際の注意点
ここでは、学習机を処分する際の注意点をいくつか紹介します。
3-1.自治体のルールに従って処分する
自治体のゴミとして学習机を処分する場合、自治体の処分方法やルールに従うことが大切です。前述したように、自治体によって学習机が何ゴミになるのか異なります。処分方法についても違う点が出てくるので、分からないまま処分しないようにしてください。間違った方法で処分してしまうと、不法投棄とみなされ罰金が科せられることもあるでしょう。分からないところがあれば、自治体に問い合わせて確認してください。また、無理に解体するとケガをしてしまう可能性もあるので要注意です。
3-2.処分前に状態を確認する
学習机を処分する前に、状態をチェックしておきましょう。まだ使える状態であれば、買取に出すことができるからです。そのままゴミとして処分するのはとてももったいないので、事前に状態を確認してください。また、汚れをキレイにしたり、付属品なども一緒にして査定に出したりすることで高価買取が期待できます。学習机がいくらぐらいで売れるのか知りたい方は、複数の買取店やリサイクルショップに査定を依頼するといいでしょう。
3-3.交渉トラブルに要注意!
人に譲ったり、ネットオークションやフリマアプリを利用したりする際は、交渉トラブルに注意が必要です。よくあるトラブルとしては、「商品に傷がついていた」「送料がかかるとは思っていなかった」などがあります。できるだけトラブルを避けるためには、受け渡し方法や運送料などをきちんと確認しましょう。特に、見知らぬ相手に譲るときには、後にトラブルにならないようにしたいものです。机の状態や汚れ・傷の有無・壊れている箇所を先に正確に伝えてください。それでも、受け取ってくれるか、先方にきちんと確認することが大切です。
4.学習机の処分ならリサイクル買取センターへ
京都府・滋賀県で学習机の処分・買取をしてもらいたいと考えている方は、リサイクル買取サービスへご依頼ください。以下は、リサイクル買取サービスの主な特徴です。
4-1.回収だけではなく、買取にも対応
リサイクル買取サービスでは、不用品の回収だけでなく買取にも対応しています。不用品の回収と買取ができるからこそ、買い取ってもらえない学習机でもそのまま回収が可能です。ほかの回収業者をわざわざ探す手間も省けるため、スピーディーに学習机を手放すことができるでしょう。
4-2.大量の不用品にも対応可能
もちろん学習机だけの処分にも対応していますが、大量の不用品にも対応しています。ほかに処分したいものがある・買い取ってもらいたいものがある方も安心してください。
4-3.365日24時間で受付
リサイクル買取サービスは、365日24時間年中無休で回収を行っています。すぐに処分したいと急を要するケースでも受付可能です。無料相談や無料見積もりも受け付けているので、悩んでいる方はぜひ一度ご相談ください。
5.学習机の処分に関してよくある質問
学習机の処分に関してよくある質問を5つピックアップしました。
Q.学習机を処分するとき、イスはどうすればいいのか?
A.イスも自治体回収で捨てることができます。素材や大きさによってゴミの分類は異なりますが、ほとんどの自治体で粗大ゴミに分類されるでしょう。念のため、お住まいの地域でどのようなゴミに分類されているのか、事前にチェックしておいてください。
Q.学習机が中古で売れる条件は?
A.目立つ傷や汚れがない状態であることです。基本的に、再利用できる状態であれば、ほとんどの買取店で買い取ってもらえるでしょう。特に、新品に近い状態ほど高く売れやすい傾向があります。逆に、劣化が著しいもの・落書きがあるものなどは買い取ってもらえないでしょう。
Q.自治体で処分する際、回収と持ち込みでは費用が違うのか?
A.直接ゴミ処理センターに持ち運んだほうが、収集・運搬費用がかからないので安く抑えられる可能性があります。ただし、自分で学習机を運ばなければならないため、時間と手間がかかってしまう点がデメリットです。
Q.不用品回収業者に依頼する際、費用を安く抑えるコツは?
A.複数の業者に無料見積もりを依頼することです。1社だけでなく複数の業者を比較することで、低費用で回収してくれる業者が見つかりやすくなります。ただし、あまりにも安すぎる回収業者は悪徳業者の可能性があるので注意が必要です。
Q.不用品回収業者に見積もりを依頼した後、キャンセル料はかかるのか?
A.ほとんどの不用品回収業者では、キャンセル料はかかりません。しかし、中にはキャンセル料の支払いを要求してくるところもあるので注意が必要です。トラブルを未然に防ぐためにも、キャンセル料の有無を事前に確認しておきましょう。
まとめ
学習机の処分方法として、自治体回収・買取・不用品回収業者などがあります。まだ使える状態なら買取専門店やリサイクルショップへ買取に出すのも選択肢の1つです。目立つ汚れや傷がついて買取対象にならないものや、処分したい不用品がほかにも多数あれば、不用品回収業者へ依頼するといいでしょう。不用品回収業者の中には、回収だけでなく買取サービスを行っているところもあるのでぜひチェックしてみてください。