未練をすっぱり断ち切ろう。片付けの際、モノを潔く捨てるコツとは?
頻繁に整理整頓をしているのに部屋がどうしても片付かない、という人の部屋をのぞくとモノが多すぎて収納のキャパシティを超えている、ということがよくあります。
まだ使えるのにもったいない、という気持ちもわかりますがモノが多すぎればどれほど頑張っても部屋はすっきりしません。
そこで今回は捨てられない人のためにモノを潔く捨てるコツをご紹介しましょう。
間違った節約術の果てに
もう使わないけれど捨てられない。そんなものが部屋にたくさんある人は、以下のようなタイプの方が多いようです。
- 安い・タダと聞くと必要ないけれどもらったり買ったりしてしまう。
- 10年は着るという決意を込めて、高い服をなぜか何着も買う
- モノは買うだけで満足して手入れをしない
- 自分を節約家の買い物上手だと思っている
どうでしょうか? 思い当たることはありませんか?
しかし、モノは使ってこそ役立つものなのです。
素敵な服もタグをつけられたまま床に放り投げられていれば、いつしかほこりにまみれてしわくちゃになり、服としての役割を果たさなくなるでしょう。
つまりモノを捨てられない、という人は自分でお金を払ってゴミを作っているのです。
誰かが使うかも…というけれど
「自分は使わないけれど、誰かが使うかも」と不用品を取っておく人もいますが、何十年もいい加減な環境で保管されていたものを自分ならば使いたいですか?
恐らく使いたくないでしょう。
自分が使いたくないものは、他人だって使いたくないのです。
「バザーに出そう」「インターネットオークションに出そう」と思うものはどんなに遅くても1年以内に実行しましょう。
古くても価値があるもの、というのは大切に使われ手入れされ続けてきたものだけです。
決断は3秒以内に下す
さて、ここまで読まれた方の中には「よし、今度こそ使わないものは捨てよう」と決意した人もいるでしょう。
どうかその気持ちを大切に、できればすぐに自治体のごみの出し方を確認し、ゴミ袋を片手に持ちましょう。
思い立ったが吉日です。
今まで捨てられなかった不用品を捨てるコツは長々と悩まないこと。
手にもったものは3秒以内にいるかいらないかの決断を下し、読んでいない雑誌や新聞は決して読まずに束ねてしまいましょう。
また、「どうしても捨てられない」と思った服やモノがでてきたら1時間でもいいですからそれを使ってみましょう。
服ならば着て鏡の前に立ってみるだけで十分です。
長い間着なかった服は似合わなくなっていることもありますし、使い勝手が悪くなっているものもあるでしょう。
実感すれば捨てる踏ん切りもつくはずです。
いかがでしたでしょうか。
今回は片付けの際にモノをすっぱりと捨てるコツをご紹介しました。
使わずに取っておいても、いつか必ずゴミになってしまいます。
快適な生活を送るためにも、踏ん切りはできるだけ早くつけましょう。